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日本の仏教はさまざまな宗派に分かれており教義や実践方法が大きく異なる。にもかかわらず多くの人、とくに地方から都会に出て菩提寺とのつきあいを絶った人は関心を持たない。だが親や親戚の葬儀を営む段になって途端に宗派を気にするようになる。家の宗旨に合った僧侶を導師として呼ばねばならないからだ。そこで初めて「うちは◯◯宗だったのか」と知る。そもそも宗派とは何か。歴史上どのように生まれたのか。本書は、日本の主な仏教宗派を取り上げ、その特徴、宗祖の思想、教団の歩み、さらに他宗派との関係、社会的影響をわかりやすく解説した話題作。
...続きを読むPosted by ブクログ 2012年12月29日
まず、タイトルのネーミングが悪い。そもそも、タイトルの問いについてがメインの本ではない。むしろ、日本の仏教、特に日本仏教の各宗派についてコンパクト且つ分かりやすく概説している本である。ちなみに、タイトルの問いの答えは「おわりに」に書いてある。
仏教に関する概説本は多いが、日本仏教宗派に関する適当...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月01日
良著。
日本人でいながら、日常的過ぎて解っていなかった仏教の宗派毎の性格が成り立ちを通して良くわかる。
(前に「ビートたけしの“教科書に載らない”日本人の謎」でも仏教扱ってたけど、あれも良かったな。)
仏閣・仏像や歴史が好きだから、あの名刹が○○宗なんだとか、戦国期の本願寺や加賀一向宗のクダリが良...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月22日
中学の歴史の授業で、浄土宗は法然、浄土真宗は親鸞、時宗は・・・と、ただただ暗記した。そこには、教祖の人物イメージが湧くようなエピソードまでおしえられることなく、その宗教のなにが新しくて発展したのかという記述まで深く教えられることはないかと思う。
この本を読んで、教祖のイメージが湧き、何がその宗教がす...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月16日
本書のタイトルは「日本における仏教の歴史」が正しい。
古代仏教から鎌倉新仏教まで、成り立ちから変遷・現状までと、仏教界全体から見た立ち位置を説明した解説書。文章は分かりやすく、原因と結果、経緯・文脈が明快なので理解しやすい。
表題のテーマに関してはおまけ程度でしかもピントが定まらないボヤっとしたモノ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月06日
我が家の宗派は真言宗だが、日常意識することもない。父母の葬式は無宗教で済ませた。とは言えおおまかに真言宗については気になる毎に少しは調べているのだが、近親の宗派が浄土真宗が多く、そちらの思想なりを調べるたび、真宗の考え方に興味と共感を覚えることが近年多くなってきている。正直、もう少し信心深かったなら...続きを読む
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