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晩年のニーチェ(一八四四―一九〇〇)がその根本思想を体系的に展開した第一歩というべき著作。有名な「神は死んだ」という言葉で表わされたニヒリズムの確認からはじめて、さらにニーチェは、神による価値づけ・目的づけを剥ぎとられた在るがままの人間存在はその意味を何によって見出すべきかと問い、それに答えようとする。
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Posted by ブクログ
「ガハハ!我こそは価値を創造する者」 「わたしがいい!と言うものこそはいい!」 ツァラトゥストラはこう言った。 わたしもそう言う! やっぱりね♪ そうだと思ってた。 この本は、割りと読みやすい。とはいってもわけわからない。それがいいんだな。 高校生なら読めるはず(ただし、岩波版に限る。新...続きを読む潮版は無理!)。 もし読めないなら読まなくていい。君が読むべき者でないだけだから。何も気にすることはない。 全ての高校生に!いや17歳に! 解るんじゃなくて、使うんだ。良い本だよ♡ 元気になるよ! Mahalo
ニーチェが求めている人間の典型って、たとえば漫画『ヘルシング』の登場人物みたいなもんだと思うとわかりやすい。
永遠回帰のテーマは、一切の自らの意志を放棄する「他力」を全く逆回しにした、同一の到達点のように感じた。突き詰めることと手放すこと、真逆に進んでなんで同じところに行き着くのだろう。不思議だけど、そこで生まれる全てを肯定する圧倒的なエネルギーは、なにか人間の普遍的なところに触れているのかもしれないと思っ...続きを読むた。 ツァラトゥストラの生は、僕自身にも少なからず気付きをもたらしてくれた。思わず笑い出したくなるような転換が、体の奥底からこみ上げてくる。この本に出会ったことを感謝したい。
人間の「限界」を体現してくれている本。 そのため「これ以上面白い本は存在しない」と思うことになる。
ツァラトウスラが山から下山し、人々と再び交流する 万人に向ける一言一言が重い 著者ニーチェは、最終章の出版時に発狂したため、妹が出版 人間の極限状態で描かれた、人間の生き方を問うストーリ
相変わらず難解な文章だったが、なんとか最後まで読破。第一章のリズムに慣れてきていたところなのに、第二章以降リズムを崩されて戸惑いがあった。 第一章までは超人に至る話であって、第二章からは永遠回帰がテーマとなっているそう。予備知識なく読んでしまったので、そんな事を知ったのは読み終わって後書きを読んだ時...続きを読むだった。円環的に繰り返される生の中で、未来に希望を持つのではなく今を楽しもうではないか。要するにそういうことなんだろうか。それはとてもいい考えだ。そうありたい。うん。
ニーチェ 「 ツァラトゥストラ はこう言った 」下巻 凄い本だと思う。 対立概念と思っていた 無神と宗教、厭世と生の充実を両立させている。 下巻テーマは永遠回帰。永遠回帰は 世界は同一の状態を永遠に反復し、世界は始まりも終わりもなく、目的も意味もない。ただ存在しているだけ という世界観。 ...続きを読む著者が 目指した人間像は 永遠回帰により 人間を 現実から逃げられないものとさせた上で、永遠回帰を受け入れ、超人になること。 ただ 最後の四部が それまでと違い 詩的すぎて 話が通らなかった
謎めく筆致だ。読めば読むほどわからなくなる。キリスト教へのラディカルな批判は感じる。大きな楽観と世界への肯定を感じた。 ・わたしは神を無みするツァラトゥストラだ。わたしはいっさいの偶然を、わたしの鍋で煮る。その偶然がよく煮えたとき、わたしの食べ物として、賞味する。 ・わたしはいったい幸福を追い求め...続きを読むているのだろうか?わたしの求めているのは、わたしの仕事だ!よし!獅子は来た。わたしの子どもたちは近くにいる。ツァラトゥストラは熟れた。わたしの時は来た。
永劫回帰。すべてのものが、宇宙までもが何回も全く同じように繰り返されるというこの考え方について、それでもなお立ち向かうことができる存在が「超人」だという。 とりあえず自分なら無理。ニーチェ自身は「超人」になれたのだろうか・・・? 自分はただの理系で、哲学を習ったことがないのですが、考え方としては...続きを読む面白かったです。
再読。ニーチェの思想は暗い様に見えて、実に明るい。永遠回帰とは「これが人生か。よし、ならばもう一度!」と死後の世界にも唯物論にも頼ることなく生を肯定する思想であり、何巡でも同じ人生を繰り返すのだという覚悟が求められる。そしてニーチェは己の意思を疾走させる。それは常識より速く、道徳より高く。そこに倫理...続きを読むは生まれ。しかし彼の言葉を真に受け、模倣している限り彼の忌み嫌う価値観の奴隷にしかなれないのだろう。そう、ニーチェの思想とは、彼以上に疾走する意思を求められる思想なのだ。誰よりも疾く在れ、高くあれ、もう一度!
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ツァラトゥストラは こう言った
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フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
氷上英廣
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