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★厚生労働省社会保障審議会推薦 「グレイトジャーニー」で知られる探検家、関野吉晴がおこなった、 武蔵野美術大学のゼミを追った映画「カレーライスを一から作る」を書籍化。 お米、野菜、スパイスを育て、塩を採り、器とスプーンも作り、 最後にヒナから育てた鳥を絞め、肉にする。 はたして、おいしいカレーはできたのか? 学生たちにどんな変化がおきるのか? チャレンジを追ったノンフィクションです。
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Posted by ブクログ
タイトルにビビッときた。 まさかお皿やスプーンまで作っちゃうとは。 完成したときの写真や味も含めて、 素敵な本だと思いました。 本物には敵わないけど、新しい視点をもらいました。
グレートジャーニーの関野さんのムサビでのゼミ活動として、カレーライスを食材とか調味料まで一からつくる取り組みがあったと聞いて、興味を持って読んでみた1冊。昔一人暮らしを始めたころ、「お前カレーの作り方知ってるのかよ」と聞かれて「知ってるよ、あっためてかけるだけじゃん」と答えていた自分がお恥ずかしい。...続きを読む。1人でやることはできないけど、きっとやってみると学びはとても大きい、食べるということ、生きるということをとても考えさせられる授業で受けてみたかった、受けながら同じ学生の立場の人たちといろいろ意見を交換してみたかったと思った1冊でした。
☆二本足の動物なら屠殺場でなくて、殺してよい。 ☆屠殺場の方 僕らの仕事は畜産農家のため、美味しいお肉にしないと申し訳ない。 ☆人間だけでなく、生き物はみんなそれぞれの種の都合で動いている。全てに命がある。 午後1時に作り始めて、9時にいただきます。 ☆動物には感情がないのに、連れて行かれる時、悲し...続きを読むそうな声を出す。動物は今を生きている。
約9か月の月日をかけて、野菜/米の種まき~栽培~収穫、鶏肉の屠殺、皿/食器づくりなどを経て、カレーライスを「一から」作った。 様々な体験から感じたのは「あたりまえ」のありがたみ。何事においても「人の都合」で動物も植物も生死が決まり、だからこそ「(命を)いただきます」の重みになるだと、改めて心に沁みた...続きを読む。
ルーから作る、ではなく、一から作る。 ゼロからではない。人間が何かをゼロから作るなんてことは不可能だから。 植物も種がいる。 やはりぶつかる壁は育てたホロホロ鳥やウコッケイを屠って「肉」を取るところ。 私もそうだけれど、植物を収穫したり雑草を抜いたりするのは抵抗がないのに、動物を殺して肉を食べる...続きを読むのには抵抗があるのは、人間の都合のいい発想なのだ。 ペットと家畜や獲物は違う、とか、果物はいいけど鶏はかわいそう、とか。 植物だって生きてる命なのだ。 ウコンは苦いことを忘れてはいけない。
中学生くらいの人に読んでほしいな…… p180「世界中、どこの民族もペットは食べない」 p184「クマはサケをなんのためらいもなくとって食べる。(中略)食べるくせに、殺すのを嫌がるというのはちがうと思います」 p185 「塩と人工添加物以外は、全てに命がある」 p186 「たとえば、若い葉っぱを食べ...続きを読むることをどう思う?成熟して、古くなった葉っぱより、新鮮な若い葉っぱのほうがおいしいよね?でも、それは葉っぱの『生』をまっとうさせていないじゃない。そのことはどう思うの?申し訳ないと思う?』 (中略) 「葉っぱには……何も感じません」 p133 「自然に死んだ動物の死がいを食べる民族は、どこにもいない」 動物を殺して食べるのは残酷=動物を殺す人は残酷=屠畜の仕事をする人を差別する これからの世ではもうこういう差別を克服しなければ
カレーっていうと、簡単でおいしいもの。 それを一から作るという学生さんの体験は、率直に羨ましいと思いました。 こういう体験を日常ではしない私たちの想像力に訴えかけてくる本でした。 だけど文が読みやすくて、ふりがなもあるので、ある程度の学年になれば親子で読書するのに良いと思います。
面白かった。 武蔵野美術大学のゼミで、カレーライスの材料を一つ一つ米、野菜、肉、塩から作りながら、カレーをつくる。 指導者の関野先生も、学生たちが「ダチョウの肉がいい」といえば、ツテを辿って雛を手に入れ、飼う場所や飼い方を調べてくれる。また「それは難しいから駄目」とは言わないところが凄い。 学生たち...続きを読むは草むしりの大変さ、雛の可愛さ、成育を心配したり、一つ一つについて向き合っていく。 特に終盤の食べる為に飼っていた鶏たちを殺すところ。 かわいいから殺さない、も人間の都合だ、と言っていたのも考えさせられた。 その葛藤をしないことが普段私達が逃げている狡いところなんだなぁとわかった。
簡単に言ってしまえば、食育の本。 学生たちが、材料をスーパーで買う事なく一からカレーライス作りに挑戦しています。 この本のすごいところは、ほんとに全てを一から作っていて、びっくりしながら手に取りました。 野菜は種、肉は雛、塩は海水、器は土、スプーンは竹からというような感じ。ここまでやるか…と驚きの連...続きを読む続でした。 普段肉や野菜を食べたり、蚊をつぶすことを普通にやっているのに、植物の剪定で枝を切る時や部屋に入ってきた虫を潰さないように外に出すときに、私は可哀想と感じる。 人間って変だよな、何でだろう、と思った事があります。それに近いことも書かれていて、この学生たちと一緒に改めて考えさせられました。 あと、自分たちでは簡単に経験できないことを、本にしてくれていて感謝の気持ちがわきました。この経験が一冊になってて、読めるのってすごい。 忘れがちだけど、食べるってどういう事で、どんな風に食卓に並ぶのか、意識したいと思いました。
これこそ生きた学習。ここで学んだ生徒は、生きる意味と食べる意味を心底理解できたのではないかな。 しかし、松永さん… 年長ながら一番ブレてた…
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カレーライスを一から作る
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前田亜紀
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