ウルトラマラソンマン 46時間ノンストップで320kmを走り抜いた男の記録

ウルトラマラソンマン 46時間ノンストップで320kmを走り抜いた男の記録

1,870円 (税込)

9pt

この男、いったいぜんたい、どうしてここまで走るのか?

GQ誌で「2004年度驚愕の肉体」に選ばれたディーン・カーナゼスにとって、
42.195kmのフルマラソンはウォーミングアップに過ぎない。

彼は人間が走れる距離の極限に挑む。
例えば320kmの駅伝レースを2晩徹夜して一人で走り抜く。
50℃のデスバレーを横断し、マイナス40℃の南極を駆け抜ける。
彼の冒険は想像を絶するものだが、思わず笑ってしまうおかしみも兼ね備える。
深夜走りながらファーストフードのドライブスルーで、「クルマがないから」と食べ物を販売してもらえない。
気付けば走りながら眠ってしまい、高速道路の真ん中で車のヘッドライトが目の前に迫ってくる!
などなど、エピソードに事欠かない。

『筋肉』の著者サム・ファッセルによれば、ディーンは「最強の小さな機関車」だ。「何が彼を突き動かすかを説明できるのは彼自身しかいない。石炭でも薪でもなく、心と純粋な意志で彼は走る。ディーンの走りは、会社生活やつまらない都会生活からの逃避ではなく、自己のアイデンティティーや存在意義を必死に確認するための行為である」と述べる。
ディーン・カーナゼスの固い信念は、賞賛や栄冠を求めてのものではなく、あくまでも限界への挑戦だ。人生がどう転がろうとも、走ることで自分が望むところへたどり着ける。それは物理的な場所だけでなく、精神的な到達点も含めて。

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ウルトラマラソンマン 46時間ノンストップで320kmを走り抜いた男の記録 のユーザーレビュー

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    購入済み

    走りたくなる

    この本は走るための参考には全くなりません。なぜならここで走っている人は超人だからです。読むだけで疲れます。そして、読み終わると走りたくなります。僕は読後、足がつるまで走りました。この本は、動物の本能を呼び覚ますチカラを持っていると思います。

    2
    2014年02月04日

    Posted by ブクログ

    最近読んだなかで一番面白いリアル物語。走ることへの情熱が素晴らしい。ぼくも走る、理由はまたぼくも、またあるのだろうけど、いまはここから。ウルトラマラソンとりあえずでてみたくなった。

    0
    2014年08月06日

    Posted by ブクログ

    久々に凄い本を読んだ。一気に読みきった。

    これはとんでもない距離を走る男の自伝的話なのだが、
    走ることに興味が無い人でも楽しめ、学ぶことが多い。

    走るという行為は何なのだろう?
    人類の歴史と共にある単純なスポーツなのだが、
    他の生き物だってこれほど無茶なことはしないだろうし
    ここまで肉体が変わっ

    0
    2012年05月27日

    Posted by ブクログ

    超長距離ランナーとして有名なディーン・カーナゼスの自伝。
    高低差の激しいコースを100マイル(160km)走る「ウェスタンステーツ100耐久ラン」、気温50℃にも達する中で216km走る「バッドウォーター・ウルトラマラソン」、‐40℃の南極フルマラソンを完走して、199マイル(318km)を12人の

    0
    2012年04月22日

    Posted by ブクログ

    ヒトは連続して何km走ることができるのか?42.195km?いや、毎年国内だけで何万人も走っている。では100km?それでも世界中で頻繁にレースが開催されている。250km?かなり長いが、ギリシャのスパルタスロンでそれくらい。毎年、走り切る人がいる。

    世界にはもっと長い距離を連続して走り抜いたウル

    0
    2012年04月14日

    Posted by ブクログ

    199マイル=318kmのリレーをたったひとりで、46時間ノンストップで走る男の物語。居心地良い狭い範囲を超え、限界の先を求め、南極でもマラソンし、それでもまだ走る。。。
    何よりも凄いのは、199マイル走った後に娘たちと遊園地で遊び、翌朝7:45には出社して仕事。
    富や名声のためではなく、冒険や走る

    0
    2012年04月07日

    Posted by ブクログ

    もう一つの人生 ミッション
    気持ちが良かったのか…じゃあ、君の頑張りが足りなかったということだ。本当に頑張ったのなら、死ぬほど苦しいはずだから
    人間の体には限界があるが、精神には無限の可能性がある
    クロカン サーフィン ギリシャ ウーゾ
    なんてこった。僕はやっと生まれてきたばかりだと自分のことを

    0
    2017年07月18日

    Posted by ブクログ

    すごいとしか言いようがない。気温50度で200kmとか南極でフルマラソンとか馬鹿だろw でも、たしかに走りきると楽しいよね。

    0
    2013年06月26日

    Posted by ブクログ

    これはブッ飛んだ1冊だ。
    構成は決して洗練されているわけではないが、あまりにも常軌を逸した特殊な男の特別な振る舞いが、いかにも"普通のこと"であるかのように書かれていることがひたすら面白い。
    何だか読んでいるうちに、フルマラソンですらほんのウォームアップぐらいの短い距離なんじゃな

    0
    2012年11月11日

    Posted by ブクログ

    46時間で320キロ走破した男‼出だしを頑張り、スパートも頑張る。ハートで走る。ランナー必読の一冊。

    0
    2012年07月30日

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