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Posted by ブクログ 2019年07月09日
内容
アジアの路上で物乞う人々と触れ合い、語り合ってみたい―。そんな思いを胸に、著者の物乞いや障害者を訪ねる旅が始まる。カンボジアの地雷障害者やタイの盲目の歌手、ネパールの麻薬売人らと共に暮らし、インドでは幼児を誘拐して物乞いをさせるマフィア組織に潜入する。アジアの最深部に分け入った衝撃のノンフィク...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月02日
著者が東南アジアから南アジアにかけての国々でホームレスのような障害者と出会ってのルポ。先天的な身体障害者、知的障害者もいれば、稼ぐために手足を切断されたような子どもたちも出てくる。子どもたちの手足をほんのいっとき稼がせるために奪い、使い捨てのように扱うようなことがこの世の中で起こっている不条理。「物...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月25日
本当にこれは現実のこのなのか疑ってしまうような内容。特に最後のインドの話は、マフィア物のフィクションを読んでいると思い込みたくなるような内容だ。しかし、そんな現実も実際にあるのだということ。自分が生きているこの時代に場所を変えれば、日本でだってそのような非情なことは沢山あるのだろう。それを知ったとこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月26日
小説のようでもある。詩のようでさえある。しかしこれはノンフィクションである。題名の『物乞う仏陀』が示す独特な世界観を以って貧困の世界を描く。
衝撃度でいえば「第8章 インド」がもっとも貧困の闇を描いている。しかし他の章にもぜひ注目したい。「第1章 カンボジア」はさながら「羅生門」のような雰囲気を持...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月24日
一端の旅人として、ずっと読みたいと思っていた石井光太氏の作品。
古本屋で見つけて、ミャンマーへの旅をするにあたってジャストフィットやと思い、購入しました。
内容としては、アジア各国の街を歩きながら、乞食や障害者などの弱者に対してインタビューを行い、各国の実情を明らかにしていくといったもの。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月02日
アジアの路上で物乞う人々のありのままがかかれています。
先進国である日本では考えられないような事も
まかり通るほんとに恐ろしい現状にただただ自分の無力感を
覚えました。
不発弾がごろごろと転がる村で力を合わせて
必死に生きている人々
シンナー中毒で路上を這いずり回るストリートチルドレ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月02日
最終章のインドは特に衝撃的。
前章の諸国も強烈だったけどどこか希望めいたものがあって暖かい気持ちになれたけどインドに関しては絶望しか無かった。
この本は15年前に書かれたものだけど今はどうなんだろうか。
いずれインドも含め東南アジアはゆっくり旅したいと思っているけど、石井氏ほどは無理としてちょっと踏...続きを読む
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