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Posted by ブクログ 2013年07月24日
日本の照明が、いかに明るさ一辺倒で生活に入り込んで来たことが分かる。また、欧米先進国では、戦前から、その推奨照度が一律に上がって来ていることは、一種の豊かさの象徴であったり、作業効率化に根ざした変化であったのではと感じる。著者は、もっと照明の持つ演出効果を活用することやまぶしすぎる照明の弊害など、と...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月12日
高度成長期、蛍光灯のまばゆい光が日本人にとって豊かさの象徴であった。今や、無駄な光と必要な光の峻別の時代。震災時、街が暗いと感じた人もいたと思うが、慣れればかえって居心地がよいと感じた人も。見方を変えれば夜も昼も明るいなんてもったいない。著者は照明デザイナー。過剰な光を取り除いて心地よい暗さの提案を...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月26日
私もこのジャンルの仕事をしているので、つくづく思うことを専業のプロとして本にしてくれている。ここには書かれていないが、「光は、影があってこそ生きる」ということを日本人はこの30年ほど忘れているんだと思う。谷崎潤一郎の『陰影礼賛』も基本的にはそのことを書いているし、誰もが知っているだろうが、トイレは落...続きを読む
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