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新人弁護士・水戸裕介のもとへ、事故死した夫の巨額の損害賠償を求める妻が訪れる。その額なんと2000億円。訝りながらも弁護を引き受ける水戸だが、やがてその妻に夫殺害の疑いがかかり……。法廷を舞台に渦巻く陰謀、緻密な頭脳戦、あぶり出される巨大損保の闇。奔走した水戸が辿りついた許されざる真実とは? 現役弁護士が描く、迫真の本格リーガル・サスペンス。
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Posted by ブクログ
現役弁護士・加茂氏のリーガルミステリー第二弾。主人公は前作と同じ、弁護士・水戸裕介。交通事故の損害賠償をめぐって損保会社と争う。賠償額があまりに大き過ぎて、まさに作者の言うリーガルドリーム。しかし裁判となると、時間というか月日がかかりますね。
前作の主人公がまた活躍するお話 前作では検事になって・・・ってくだりがあったが 結局、弁護士で話は続いた 車の事故の裁判のお話 被告側が次から次へと反論する材料をもってきて それに原告が対応するような感じでした が、結末は・・・ 損害賠償の金額がぶっとんでましたが 結末もまたいろいろとありました 裁...続きを読む判での争いは楽しめました
荒唐無稽。現実にありえないというわけではなくて、ミステリとして偶然に頼りすぎていて、おとぎ話としてのリアリティーを欠く。こんな荒唐無稽なビッグ陰謀を実行する人はいないし、そんなビッグな陰謀なのに詰めが甘すぎて露呈するきっかけがショボすぎる。著者がやりたかったことはよくわかる、裁判というシステムそのも...続きを読むのに仕掛けを施して、真実とは何かを考えさせたかったのだと思う。残念ながらその試みは失敗している。 ただし、著者あとがきに顕著だが、著者は弁護士という仕事を愛しており、よき弁護士たらんとする者を愛しており、正義を希求しようとする者に勇気を与えようとしており、弁護士になろうとしている者に希望を与えようとしている。その熱量だけは、作品の隅々から伝わってくる。 あとボス弁の趣味が俗物すぎる。俗物をバカにするやり方もまた俗物に過ぎる。しかしやはり愛はあるんだ。
小説というより弁護士さんのドラマを観てるような感じがした。 争点などわからやすく纏められておりするすると内容が頭に入ってきた。 保険会社があんなんやったら困るなぁっと、とても怖くなった。
2016年5冊目 ブックファーストのイチオシ本として販売されていたので買いました。 新人弁護士に2000億の損害賠償訴訟が依頼されるリーガルサスペンス。 事故で死んだ夫と損害保険会社との戦いです。 物語の大部分は法廷。 事件の真相に進むにつれ色々な事実がわかってきます。 ミステリーなので、これ以上は...続きを読む語りません。 楽しめる一冊でした。
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