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Posted by ブクログ 2009年10月04日
根本的な部分で、著者と私の間には、教育に対する哲学差みたいなものを感じます。しかし基本的な部分では大きく賛成できるものが多く、また現象を分析・検討する手法や理論的に考えていく部分などは見習いたいと思う部分でもあります。いじめに対して、これだけ明確に論を立て、すぱっと論じている本は珍しいと思います。し...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月08日
今、小学校高学年から中学生くらいの子供を持つ親たちに二つの命題が突きつけられている。
「わが子がいじめられたらどうするか?」と
「わが子がいじめをしていたらどうするか?」である。
「学校に相談する」親もいれば、「子を殴る」親もいるだろう。
この本は、テレビなどでいじめが討論される際にでてくる「傍観者...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月19日
色んな人間を一か所にムギュと集めて「ハイ仲良くしてね」
な仕組みに問題があるという点に納得感があった。
凄惨ないじめの内容や、
いじめる側の心理の描写を読むと
だんだん絶望的な気分になってくるが、
それが教育制度というシステムからの
アプローチによって改善できる、とあるので少しほっとした。
いじ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月09日
スクールカーストという教室内の子どもの序列を現す言葉を用いて、いじめの起こるメカニズムを解説。
この本によればいじめのパターンは4つに分類できる。
1 集団のモラルが混乱・低下している状況で起こる
2 なんらかの社会的な偏見や差別に根差すもので、基本的には<異質性>排除の論理で展開する。
3 一...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月18日
「危機対処能力」とは、①誠実に見える②言質をとられない
ルールなどなくても他人をいじめないようになること(人をいじめてはならないという規範を内面化させること。「規範の内面化」という。)は、いじめに対する明確かつ厳格なルールの設定と適用をする手法でいじめを押さえつける以上に大切。
規範の内面化といじ...続きを読む
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