「泣ける話」をひとつください。 あきらめの悪い編集者と忘れ去られた推し作家

「泣ける話」をひとつください。 あきらめの悪い編集者と忘れ去られた推し作家

781円 (税込)

3pt

5.0

【電子版巻末にはTamaki先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】
文芸編集者の柴桜丞(しば・おうすけ)には、どうしても原稿を書いてほしい作家がいる。
その名は鈴代凪(すずしろ・なぎ)。彼は、幼い頃の柴に「物語の愉しさ」を教えてくれた恩人だ。
幼い柴に凪が語ったのは、昔話の「ハッピーエンドアレンジ」。
たとえば『マッチ売りの少女』。最後のシーンがつらくて読み進められない柴に、
凪はふんわりと幸せな要素をちりばめた、でたらめなラストを語って聞かせ――。
……そして大人になった柴は、マイペースな執筆活動(ほぼ消息不明扱い)を貫く凪に、
彼の作風とは違うが売れ筋の「泣ける小説」を書いてもらうため、彼の開く「古書店兼小料理屋」へ今日も通い詰める。

しかし、柴が凪にそれを書いてもらいたい理由は、本当は別にあって――。

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「泣ける話」をひとつください。 あきらめの悪い編集者と忘れ去られた推し作家 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    「泣ける話」を書いて欲しい編集者の“柴”と、柴の子どものころからの恩人でもある作家の“凪”。どこまでも温かい凪とまっすぐな柴の取り合わせに、読んでいてこちらまで温かい気持ちになれた。
    物語の終盤に徐々に明らかになっていった凪の秘密。ちょっと驚いた。
    心に・記憶にいつまでも生き続けられる存在やお話、人

    0
    2024年01月04日

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