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「鈴鹿・ヘアピンでの5回のオーバーテイクの真実を可夢偉から聞き出せるのは、同じF1経験者である右京しかいない…」そう考えたファンの気持ちが通じた! いつもは口数の少ない可夢偉が、右京の問いかけに乗りに乗った。
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Posted by ブクログ
対談本で、カムイ選手の考えをうまくひきだせている。 驚異的なレース手法の裏側、理由、根拠が語られていて、 とても充実している。 歴史をさかのぼっての右京さんの解説コメントも 知識を深めるいい材料。
ドライバー同士だったから出来たことだと思うが、テレビや雑誌で話している内容とはまた違う内容で、これからレースを見るときは見方が変わりそう。
小林可夢偉と片山右京の討論書。 歴代F1ドライバーの中で一番好きな右京さんと 現役ドライバーの可夢偉ということで購入。 大きく5つのテーマについて討論。 ・オーバーテイク理論 ・F1タイヤの使用法 ・プレッシャー考 ・表彰台・優勝の可能性 ・レーシング人生哲学 先日、ブリヂストンの浜島さんの本に...続きを読むもあったとおり 可夢偉がタイヤについて重要という認識を常に持って いたことがわかる。 90年代のF1と現在のF1の違いもわかったりとF1ファンには とても楽しめる一冊。
日本人2人目の最前列を獲得した翌日。小林可夢偉の考え方が知りたくて、本書を手に取る。 「だれかのためにレースをやるのではなく、自分のために」 「時にはみんなから『バカじゃないか』と思われることでも、自分が『これが正しい』と思うことなら、やり通すこと」 「僕はレース結果より、満足感を大切にしている」...続きを読む 世界で活躍する選手に共通していえることは、みな前向きで、我が道を突き進み、自分のために行動していること。その結果、多くの人を勇気づけている。 一番大切なのは自分。 3才年下の彼に元気をもらう。 (2012.9.2)
2010GPでの活躍を見て、小林可夢偉には注目していた。 その小林可夢偉と片山右京の対談本!? 本屋で見つけた瞬間、他の新刊を無視して買って帰りました。 内容はお二人が2010年、あるいは以前を振り返って自身のF1、レーサー人生を語っていくというもので、いたってシンプル。オーバーテイク(コース上...続きを読むで他車を抜くこと)時のライン取りが図解されているのも評価すべき点でしょう。 この本を読んで思うことは、ようやく見えてきたんだ、表彰台の一番上が! という事。 日本人レーサーがつないできたバトンが、ようやくゴールしようとしているんだと思うと、胸を打つものがあります。 勿論、小林可夢偉の活躍は彼自身の努力と才能に依るもので、疑いの余地はないんだけれども。 彼というF1レーサーが、今、F1に居ることが日本人レーサー達がつないできたバトンの結果なんだと、この本を読めばそう思える筈。 ちょうど、この文を書く前にカナダGPがありました。 赤旗中断を挟みましたが、その時の順位はなんと2位! ご存知の通り、結果は7位となってしまいましたが、もしかして? と思わせるレースであった事は確かです。 目を離せない2011GP、小林可夢偉の走りをより楽しむためにこの一冊は必読です!
私は完全な右京世代。最近のF1はまったくみていないが、内容はドライバーならではの話が多く楽しめました。オーバーテイクの心理やタイヤの使い方が重要なこと、カーレースの奥深さがうかがえる。 今年の開幕前に久しぶりにみてみようかという気にさせられました。 たしかに、なんでF1ドライバーには珍妙なお名前が多...続きを読むいでしょうか。
小林可夢偉と片山右京。新旧日本人F1ドライバーの対談集。 可夢偉に関する初著作でもある。 ホンダの撤退、ブリジストンの撤退表明、そして中嶋一貴の不振。 日本とF1との関係性が途絶えそうな絶対絶命の状況下、 2009年のラスト2戦で突如彗星の如く現れ、2010年厳しい序盤戦を 乗り越えルーキー最高位...続きを読むを記録した可夢偉。この本を読むと可夢偉の 活躍は決して運だけではなく必然であったと改めて思わされる。 可夢偉がレースに臨むアプローチはビジネスの現場にも役立つのでは ないだろうか。自分の欠点や問題点は徹底的に分析するもあの時 あれをやっていれば...といった変わりようのない過去を悪戯に振り返り はしない。要は無駄な事は考えず極めてシンプル、最短距離で目の前 の課題にあたる姿勢は参考になる。 本書はそうした可夢偉の持つ資質を読者に示してくれる一方、 対談集にしてはテンポや臨場感に欠けるのが気になる。 F1ファンは当然分かるだろうが、F1に興味のない人が手を 取ったらどれが可夢偉の発言か右京の発言か分かり辛いのでは ないだろうか。そして本書に出てくる内容はF1ファンであれば 昨年度、雑誌やTVで触れた内容が殆ど。本書で初めて知りえた 事実は極めて少ない。要は素人にとっても玄人にとっても中途半端 な内容なのだ。可夢偉に関する初めての著作だけに個人的には 広くF1に興味のない方も含め手を取ってもらえるような内容、 構成にして欲しかった。右京は好きなドライバーだが右京vs可夢偉 の対談集の形にあえてしなければならなかった必然性を感じない のである。
これを読んでますます可夢偉が好きになりました。 今までの日本人とは違う気がしました。 AB型って言うのもあるのかなって思ったり。。(笑) タイヤトークが特に好きでした♪
非常に面白かった。日本人のF1ドライバーとはどういうものか。 古くは中嶋悟、そして鈴木亜久里が初めて表彰台に上り、競争力のあるチームに恵まれなかったが存在感を示し続けた片山右京、日本人最高と言われた琢磨。 でもカムイはそのさらに上を行けると思った。 どうしてもヨーロッパ中心のF1文化。確かに最近アジ...続きを読むアでの開催やドライバーの多国籍化は進んでいるが、やはり海を渡るのは並大抵ではない。 そこをいくとカムイの図太さと冷静さ、バリチェロを「あのオッサン」というハートは非常に頼もしい。 近代F1はエンジンパワーだけでなく、空力とタイヤ。 カムイはタイヤの扱いが上手いことで有名だが、その理由がわかる一冊。
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可夢偉が、右京に!
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小林可夢偉
片山右京
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