ほうき星 上

ほうき星 上

682円 (税込)

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天保6年、76年に一度現れるほうき星が江戸の空に輝いた夜、気鋭の絵師・黄泉と、日本橋の鰹節問屋の娘・さくら夫婦の間に、さちは生まれた。深川に隠居所を構えた祖母・こよりも加わり、家族の愛情をいっぱいに受け、下町の人情に包まれて育つさちを、思いがけない不幸が襲う。両親の突然の死、そして、慈しんでくれた祖母の死。しかしやがて、絵師としての天分を発揮してゆく。苦難を乗り越え、凜として生きた娘の感動長編!

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  • ほうき星 上
    682円 (税込)
    天保6年、76年に一度現れるほうき星が江戸の空に輝いた夜、気鋭の絵師・黄泉と、日本橋の鰹節問屋の娘・さくら夫婦の間に、さちは生まれた。深川に隠居所を構えた祖母・こよりも加わり、家族の愛情をいっぱいに受け、下町の人情に包まれて育つさちを、思いがけない不幸が襲う。両親の突然の死、そして、慈しんでくれた祖母の死。しかしやがて、絵師としての天分を発揮してゆく。苦難を乗り越え、凜として生きた娘の感動長編!
  • ほうき星 下
    682円 (税込)
    亡き父・黄泉から受け継いだ天分を発揮し、さちは絵師としての才能を見せる。しかし、祖母・こよりに託された珊瑚商いへの思いも捨てきれない。そんな揺れる心に、いつしか幼馴染みの幹太郎への思いが高まっていく。自分の進むべき道、選ぶべき人生とは? 自分の迷いに答えを出すため、さちはこよりの故郷、土佐の地を踏む。ほうき星の運命を背負い、人生を切り拓いていった娘の物語、感動の結末へ。著者初の、江戸人情大河小説!

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ほうき星 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年04月05日

    上下巻だけど長く感じなかった。むしろ、ラスト近くは展開が早くて不満が残る。土佐と江戸に戻っての舞台では絡ませられるエピソードに不自由はなかったと思うが。途中、他の作品でも見たような騙りを除けば情の深い善人ばかり、出来すぎであっても江戸人情物として十分に楽しめた。今まで読んだ山本作品では一番好きな作品...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2018年07月25日

    まさに山本一力の深川を舞台にした江戸時代物小説の真骨頂と言える作品ですね!
    深川ともう1つ山本一力の故郷である土佐の話も絡めて主人公のさちを中心に、さちの不遇な幼少期の境遇を親戚家族や深川の心優しい粋な人たちが皆で支えて、その気持ちをしっかりと汲みとったさちが大人としても人間としても成長していく様が...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年11月09日

    ほうき星って・・・彗星のことです。

    天保6年、76年に一度現れるほうき星が江戸の空に輝きました。
    凶運を連れてくると思われるほうき星が江戸・深川の空を流れたその夜、
    気鋭の絵師・黄泉と、日本橋の鰹節問屋の娘・さくら夫婦の間に、
    玉のような女の子さちが生まれました。

    さちの住む深川のご近所の鮮魚や...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月13日

    両親を亡くしながらも、周りの人びとに支えられて生きていく さち。
    父親と同じ絵師の道に進む中で、師匠の教えを大事にしているのが良くわかる。
    あまりに良い子過ぎる気がするが、一人の女の子がどう成長していくか楽しみになってきた。

    0

    Posted by ブクログ 2012年01月11日

    面白かった。安心して読める。

    江戸の生活が生き生き描かれている。

    大店の主人のあり方、長屋での付き合い方、深川っ子の粋、修行のあり方、今にもつながるなぁなんて感じ、とても良いです。

    0

    Posted by ブクログ 2016年11月21日

    28年11月15日〜21日。
    ほうき星の出現に合わせるように産まれたさち。幸せな幼児時代を経て、両親、祖母の死。しかしメゲる事なく、おばの大店 に引き取られ、わきまえを持ちながらも 明るく生きて行く。そして死んだ父の絵の師匠の元で、弟子としての修行生活が始まる。さちの機知にとんで明るい性格と、天性...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年08月05日

    今でいう流れ星は昔縁起が悪いものとしてみられていたようで、その星の元に生まれたさちの運命を何かしら暗示するものかと思いつつ、女絵師として懸命に生きて行く姿は山本一力さんらしい作品。

    0

    Posted by ブクログ 2012年10月20日

    山本一力さんの作品は何冊か読みましたが、これは読み出しで“微妙かな・・・?”と思いました。でも読み進めていくうちにどんどん面白くなり、結局夜中の3時までかかって上下巻を読んでしまいました!

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年09月01日

    おさなくして、両親を亡くした少女が主人公。
    周りの人間がみんないい人ばかりで、世の中そんな甘くないのにって
    感じました

    0

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