人生に「意味」なんかいらない

人生に「意味」なんかいらない

1,485円 (税込)

7pt

4.0

■私たちを息苦しくさせる「意味を求める病」を手放す

人間は「私は何のために生きているのだろう」「私は何かに役に立つのだろうか」など、
自分の生きる意味や役割について考えてしまう生き物だ。

とくに、幼少の頃から「夢を叶えよう」「誰かの役に立つ人になろう」
「一生懸命に働こう」などという甘言を浴びせられて生きてきた現代人だったらなおさらだ。
なぜなら、こうした言葉は「夢を叶えず、誰かの役にも立たず、ろくに働かない人生は失敗」という
呪いの言葉に容易に変換されしまうからだ。

だから、必死に自分の人生の意味を探し、それが見つからないと絶望してしまう。

さながら「意味を求める病」に罹ってるかのようだ。

■しかし、本書では「人生には意味があるべきだ」とかいった言説に
普遍的だったり超越的だったりする価値はないと喝破する。

そのうえで、「人生に意味なんかなくてもいいじゃないか」「そもそも人生に意味なんてない」と主張し、
「意味を求める病」を手放す生き方を提案する。

■目次
私が「人生に意味はない」と考えたわけ――まえがきに代えて
第1章 人生に意味はなくても楽しく生きられる
第2章 資本主義思考と意味の呪縛
第3章 本当はたくさんある意味不明な生物の形質
第4章 「無意味」への恐怖を克服しよう
あとがき――意味などないけど楽しく生きよう

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人生に「意味」なんかいらない のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    「自分の生きる意味は」と問いたいと思ってしまう。問わなければ、人から鼻で笑われる。でも、意味は考えなくていい。楽しければいい。笑うやつは笑うがいい。というふうに考えをチェンジさせてくれます。ハイロウズの「即死」の曲、「何が正しいか知らない、何が楽しいか知ってる」、ですね。

    0
    2024年02月23日

    Posted by ブクログ

    生物学の先生なので、例えが全て動物や昆虫になるのは当然なのだけど、その分野に興味がないので途中眠くなった。言いたいことはわかる。私の好みの問題。主張にはとても共感できる。
    「人生は短い。働いている暇はない。」多分、これまでもそうしてきたと思うけど、笑 今後も適当に働いて、のんびり生きていきたい。

    0
    2023年12月31日

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