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Posted by ブクログ 2023年09月03日
“私は独裁者たちの人生についての喜劇映画を作る。それが、世界中にとても健康的な笑いを生み出すだろうことを望んでいる。”(p.125)チャールズ・チャップリン
わずか4日違いで生まれた、喜劇王チャップリンと独裁者ヒトラー。一見全く違う2人にはある共通点があった。特徴的なちょび髭と、メディアを自在に...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月19日
最近、軽めの本ばかり読んでいましたが、こちらはいろんな意味で、ずっしりと読み応えがありました。何度も確認しながら、ゆっくりと読みました。
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ヒトラーとチャップリン。
恥ずかしながらわたくし、どちらもほとんど知りません(恥)。
ヒトラーは学生時代、授業で習ったっけ???というほど(テストに出...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月28日
『独裁者』をそのアイデアの始まりから、台本の成立過程、さらにはコールシート等で撮影の進行を辿りつつ、その都度メディアや当時の英米独政府の神経質な対応を挟み込んでいるので、まことに臨場感あふれたドキュメンタリーとなっている。チャップリンは大戦後、アメリカのレッドパージで国外追放されたが、その種はすで...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月12日
凄まじい本だった。
「独裁者」の発想から制作、公開に至るまで非常に丁寧に書かれている。あの映画は、ヒトラーも当然存命中(というか現役で演説で叫んでいた)に、大逆風の中撮影されていたのだ。
そして、チャップリンはむしろマッカーシズムの攻撃を受けていたことにも驚いた。ナチス以上の嫌がらせ、そして攻撃だっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年09月03日
イソップの「北風と太陽」を
思った
今でも
ドイツ、フランス、ポーーランド、イタリア
の 国々から
第二次世界大戦をテーマとする映画が
産み出されている
つい先日も
「パリよ、永遠に」(独、仏 共同製作)を
観たばかりだ
反戦 とか
非戦 とか
むろん みんな いわずもがな
のことである
声...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月30日
ラストの感動的な演説シーンで有名な、チャップリンの『独裁者』。
チャップリンとヒトラーという同じちょび髭を持ち、異なるベクトルで世界の頂点に君臨した両者が、メディアというフィールドの中で間接的に繰り広げた闘いを丹念に描いた作品。
ユーモアの普遍性と、それをまっすぐに信じて世に訴え続けたチャップリンの...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月11日
同年に生まれた喜劇王チャップリンとヒトラーは、世界に対する表現行動から見ると対照的であった。本書は、主にチャップリンの『独裁者』が生まれるまでの創作過程を綿密に追うことで描いている。20世紀の2つの大戦をつなぐ時代にキャリアの成長期を経験した二人は、自分が世界に何をもたらしうるかについて、深く考え、...続きを読む
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