100年見つめてきました

100年見つめてきました

1,320円 (税込)

6pt

4.0

奈良県生駒市の生駒山上遊園地の遊具「飛行塔」が話す歴史ファンタジー!
標高642メートルの生駒山から見続けた昭和4年から戦時中、令和までの、歴史童話。

飛行塔は、子どもたちを空の世界へと誘う楽しい遊具として、昭和4年に生まれました。
戦争中は、飛行塔部分をもぎとられ「金属回収」されてしまいます。明石空襲、大阪空襲を目の前で見て「戦争とは何か」を考え、
その後、高度経済成長期の変わる日本を見届け、令和の子どもたちにあたたかい声をかけます。

長い年月の間、高い山のてっぺんから、いろんなものを見てきた、
現存する最古の遊具である飛行塔のお話。

●巻末に、年表や語句説明もあり、「戦争を伝える」ためにもぜひご覧頂きたいです。

●発売前から書店員さん、司書さんから評判です!

「被害者」「加害者」ではなく、「第三者視点」で描かれる戦争童話は、
子どもたちに客観的に戦争について考える力を与えてくれます。
──紀伊國屋書店横浜店 花田優子

「平和がいかに大切か。争いのない世の中がどれだけ尊いものか。稼働する最古の大型遊具が見つめた、戦前、戦中、戦後。
その歩みをユニークな手法で伝えるやさしくてせつない物語。幅広い世代に手に取って欲しいです!」
──NetGalley先読み読者

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100年見つめてきました のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    生駒山上遊園地(奈良県)にある飛行塔は現存する日本最古の大型遊具。その飛行塔が主人公の語り部となり、世代を超えて人々の営みを見守る。1929年からの歴史なので、近代化や戦争を体験していく。
    語り部が飛行塔なのに、すんなり言葉が染みていくのがさすがの構成力だとおもった。また、戦争が物の目線から語られる

    0
    2024年02月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    生駒には一度だけ行ったことはありますが、
    飛行塔はよく覚えていません。ごめんなさい…

    戦時中は鉄は全て没収されたのだと思っていましたが、軍事利用というのも考えてみればアリですよね。
    塔本人(!?)としては不本意かもしれませんが、
    それで今日まで存在しているという運命的なモノ。

    飛行塔がいつまでも

    0
    2024年02月07日

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