ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
女子校時代に少女バンドを組んでメジャーデビューした3人の女性。30代半ばとなった現在、人生のピークは10代だったと懐かしむ毎日を送っている。夫に浮気されたり、自らの見果てぬ夢を娘に託したり……など、日常は冴えない。そんな毎日にひょんなことからあるミッションが舞い込み、3人はまた図らずも力を合わせることに……。人生と本当に向き合い始めた大人女性たちの「生きる手応えとは?」を描いた話題作。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
余韻が残る。すっとずっと残る作品。本当に欲しいものは素直になって、手放さないと手に入らないのかもしれない。 自分の立ち位置、自分の人生で本当に欲しいもの、それすら分かっているようで分からない。ちっぽけさと弱さを認めることの怖さ、必要性を感じた。自分の事を考えた。 同世代の女性にはぜひ一読して欲しい作...続きを読む品。
わたしは3人のだれとも似ていない。だけど、のめり込んでしまった。ぎゅっと口を固く閉じていないと内臓やらなんやら、感情の奥にあるものが出てきそうで大変だった。 だいじょうぶだ、と思えるもの。 わたしにとってそれは何なんだろう?
26歳の今、35歳になった自分を想像することが出来ない。想像できないからこそ、ワクワクできるといえばそうなんだけど、仕事、恋愛、家族、生活、健康とか、心配しだしたら止まらないくらい、不安が渦巻いているのも事実なんだよなあ。 過去のある一点がすごくキラキラ輝いてたように思えるのも分かる。実はその時だっ...続きを読むて判然としない色んなことに悩んだりしてたんだけど。 ちょっと物語の趣旨とズレてる気もするけど、読みながらそんなことを感じました。
35になる直前に読んだ本 何者でもない自分に不安を感じる気持ちとか、過去の何者かになろうとしていた自分と比べて今はどうだろうと考えてしまう自分、共感できる部分が多かった。不安を抱えても自分の人生を生きていく楽しさに気がつく瞬間を描いているて、希望を見出せる作品だった
高校時代にバンドを組んで、なぜかそこそこ売れた過去のある女、三十五歳。つかず離れず適当な距離で過ごしてきた三人が友の思いに触れて動き出す。月の輝く銀色の夜を越えて 彼女らは何かに出会う。
何者かになれなかったとしても、手に入れたと思ったものがそのそばから溢れていくものだとしても、人生は愛おしい。 そんなものなのだ。じたばたしながら、カッコ悪さを晒しながら、怖がらずに自分の人生を抱きしめよう。
自分の人生のはずなのに、いつのまにか他人任せの毎日を送っている感覚。 「生きる手応えとは?」 知らず知らずのうちに自分を縛っているもの、執着しているもの、そこから抜け出したときの解放感と足取りの軽さ。 終盤のスピード感とキラキラした景色の場面では、読んでいるこちらの心からも、何かが削ぎ落とされた...続きを読むように思えた。 人生と向き合うのはつらい、苦しい。 それを乗り越えられるのは自分たったひとりだけれど、それでも大丈夫だからと背中を押してくれた一冊。
3人の女性、立場は違うけど皆それぞれに悩みを抱えながら生きている。 大人になると友達と集まっても、本当の本音は話せなかったりするところがわかるなーと共感。 特に女性は既婚、未婚、子あり、子なしとか嫌でも分類しがち。 そうするとこの話はできないかな、とか無意識に話題を選んだりして。 最後の終わり方好...続きを読むき。
仲が良ければいい人ほど、年齢を重ねれば重ねるほど孤独や上手く行ってない自分を見せたくない。 主人公達は私と同世代なのでわかるなーって思うことがたくさんあった。 こんなダサい部分に共感するってことは 周りも同じような感じなんじゃないか。 いい意味で開き直ればいつだってあの頃に戻れる! そう思えた1冊。
読んでいて、さまざまな光が思い浮かんだ。太陽を反射する海、涙に滲むネオン、暗闇の中に灯る炎のような心。 心の底の方からふつふつと湧く静かな苦しみや閉鎖感、そこから逃避できた気がしたときの快感。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
銀の夜
新刊情報をお知らせします。
角田光代
フォロー機能について
「光文社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
いつか、アジアの街角で
源氏物語 1
八日目の蝉
試し読み
幾千の夜、昨日の月
人生ベストテン
愛がなんだ
あしたはアルプスを歩こう
あしたはうんと遠くへいこう
「角田光代」のこれもおすすめ一覧へ
▲銀の夜 ページトップヘ