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これから世界はどうなる? 地球温暖化、パンデミック、国際紛争、そして格差拡大……。世界を次々と覆う難題を、従来の資本主義で解決できるのか。人類の未来を救うのは、資本主義の大変革か、新たなコミュニズムか。世界の知性を代表するジャレド・ダイアモンドをはじめ、ブランコ・ミラノヴィッチ、ケイト・レイワース、ミノーシュ・シャフィク、ジェイソン・W・ムーアなど、いま最も注目される学者8人に、資本主義のゆくえ、世界の在り方、日本の進むべき道について訊いた。
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Posted by ブクログ
未来の資本主義についての識者の見解を集めた書籍。資本主義の問題点、特に格差にについてはいろいろと指摘をされているが、これだけの人たちを集めてもその解決に決定打がないということは、現況を受け入れるしかないのか。
資本主義に対して各識者が色々な主張をしているが、中には反対するような論説もありそれぞれが論理だっているので難しい問題なのだと再認識。脱物質化で環境問題にも対応できると言っているアンドリューマカフィー氏の章だけハテナがたくさんあった。人類が利用している資源量は近年になって減ってきているという主張だが、...続きを読むそもそもが採りすぎですでに環境破壊が相当進んでいるのに、どれほど利用資源量が減ってるからOKと言えるのだろうか?さすがに今までと同じ経済活動で良いとは言えないと思ったが、本を読んでみたい。 原発問題は「化石燃料に比べればマシ」という一方、「長期的なリスクあるからダメ」というところで、やはり政治的な決断でしかない。
<目次> はじめに 第1章ジャレド・ダイアモンドいま人類が直面する危機 第2章ブランコ・ミラノビッチ2つの資本主義が世界を覆う 第3章ケイト・レオワース世界中の人をドーナツの中に入れる 第4章トーマス・セドラチェック倫理と経済、どちらが先か 第5章レバッカ・ヘンダーソン資本主義を...続きを読む再構築する 第6章ミノーシュ・シャフィク社会契約をつくり出す 第7章アンドリュー・マカフィー資本主義は脱炭素化する 第8章ジェイソン・ムーア生命の網のなかの資本主義 あとがき 機関紙”kotoba”(集英社)の2021冬~2022秋まで8回 のインタビュー記事の完全版。大野氏のインタビュー。 ①p17正しい選挙が行われないならば、民主主義の 終わり。アメリカは民主主義はなくなり独裁国家になる 可能性がある。 ①p33もっとも警戒すべきは、新興感染症である。 ②p442つの資本主義とは、政治的(国家)資本主義 と、リベラル資本主義である ⑤p119パンンデミックによって各国とも格差が具体化した
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