事故係 生稲昇太の多感

事故係 生稲昇太の多感

691円 (税込)

3pt

3.2

22歳の昇太は、正義感たっぷりで直情型の愛宕南署交通課巡査。南署のマドンナ・大西碧とつきあうクールな先輩・見目とコンビを組んで交通事故の解決を目指す。だが、社会や組織の壁にぶち当たり、うまくいかないことばかりで……。これこそ警察小説の新境地! 『脳男』で乱歩賞を獲得した著者の受賞後第一作。

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事故係 生稲昇太の多感 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    エラの張った四角い顔。ゲジゲジ眉毛にタラコ唇。
    ブ男。
    というより、悪相である。
    (本文より)

    これが、本作の主人公である生稲昇太。
    愛宕(おたぎ)南署の交通課交通事故係勤務の二十二歳の独身巡査です。

    風貌に関しては、さんざんな言われようの彼ですが、巡査なのに膨大な知識と明晰な頭脳を駆使して事

    0
    2015年04月15日

    Posted by ブクログ

    警察小説が好きでこれまでにも数多の警察小説を
    読んできましたが、本作の面白さは抜群。
    警察に知り合いがいる訳でもないので、
    警察内部の描写が本当なのかどうか確認する術は
    ありませんが、よくここまでと言わしめる内容。
    素直に面白かったです。

    0
    2009年11月25日

    Posted by ブクログ

    ヒーローの出て来ない警察小説。
    主人公がかっこ良くなく、能力が高いわけでも、がむしゃらに努力するわけでも、周囲に恵まれているわけでもない。普遍的な新人。
    それでこれだけおもしろいんだから、この小説はおもしろいんですよ!魅力を伝える語彙がないのが残念です。
    毎日歩いてる通勤路の看板とか、スーパーのレジ

    0
    2022年01月23日

    Posted by ブクログ

    期待が高すぎたのかもしれない。
    何しろあの「脳男」の次作なのだから。
    見事に肩透かしを食わされた感じだ。
    まだまだ新米といえる交通課巡査・生稲。
    仕事に対するスタンスの違いに悩み、先輩との葛藤を抱えている。
    いろいろな場面を経て徐々に成長していく姿を追った物語だった。
    淡々としている・・・というので

    0
    2017年03月01日

    Posted by ブクログ

    なんていうか…いまいち。
    前作『脳男』がおもしろかっただけに、よけい…。
    なんだろ、ふつーすぎる?

    ストーリーもふつーだし(特にスリルもなく、テーマ性もなく)、キャラクターの設定もふつーだし(特に魅力もなく)。

    なんかいまいち、何が書きたかったのか(何が主題となっているのか)がよくわからない作品

    0
    2013年10月16日

    Posted by 読むコレ

    ずっと前に読んだ「脳男」以降の最初の作品...なのかな?
    所謂2作目ってやつですね。
    朧げながら記憶にある脳男とはかなり違った作風ですよね。
    うだつの上がらない平の交通課の警察官の
    成長をゆっくりと、描くこの作品のタッチ自体は
    結構好みなのですが、脇を固めるいいキャラ達を
    もう少し、じっ

    0
    2013年02月07日

    Posted by ブクログ

    江戸川乱歩作品は子供の頃から好きだった。
    少年探偵団モノに興味はなく、小学生の頃から陰獣だの人間椅子だの、
    危なげな方ばっかり読んでいたけど。

    で、その江戸川乱歩の名を冠した賞だもの、気にならないわけがない。
    というわけで江戸川乱歩賞作品はケッコウ気にしていたわけだけど‥

    ときどき、うーんって思

    0
    2010年12月26日

    Posted by ブクログ

    「脳男」で江戸川乱歩賞を受賞した後の第一作。
    「脳男」のイメージとは、180度変わり、警察の中でも、滅多に取り上げられることのない事故係に所属する新米警官を主人公にした、ちょっと軽い感じ。
    まっすぐで、すぐアツくなる主人公・昇太は、日明恩の消防士シリーズの雄大を思い出させる。
    内容自体は、あくまでも

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2011/1/19〜1/21

    愛宕署事故係に勤める新人 生稲昇太の成長を描く連作短編集。一つ一つのエピソードはまあ良いのだが、全体として何が言いたかったんだろう。中途半端な結末であった。

    0
    2011年01月21日

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