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親友との関係、父親のカレー店…何もかもうまくいかずへこんでいたアオイ。ある日、「フードバンクAGAIN」と書かれた建物の前でカンナに会い、引っぱられるように中に入ると、そこは食堂だった。ここが「子ども食堂」で、カンナから家が貧乏だと打ち明けられたアオイは…。
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Posted by ブクログ
「ウチ、極貧なの」。これを小学生が言える勇気。確かにアオイにはカンナの気持ちが分からないだろう。極貧生活を送ったことのないアオイには。してもらうばかりで何も考えないアオイはカンナと関わることで貧困やフードロスに目を向けるようになる。タダでもらうことの恥ずかしさや惨めさは体験した人しか分からないし、周...続きを読むりの偏見の目もあるだろう。でもまずは知ることから始めないと何も変わらない。ぜひティーンに、いや大人にも読んでほしい本だ。誰だっていつどうなるかは分からないのだから。
子ども食堂、食品ロス、フードバンクのことを物語を通じて知ることができるのは素敵なことだ。物語だから主人公同様「自分ごと」として考えられるのではないか。それが物語が持つ力だろう。 ちょっとしたことでうまくいったりギクシャクしたりの友達関係も味わえます。
子ども食堂テーマですごい鋭い作が来ましたね。でもちゃんと子どもが受け止められる範囲の出力で、考え行動することの大切さと明るさのある未来を語っていて、いい内容だった。貧困、すっかり子供をめぐる社会問題として定着しちゃったな。大人の1人としてふがいない気持ちになりますね。
5年から。言葉がわかりやすく読みやすい。先進国である日本の貧困の様子やフードバンクの現場の様子、子どもたちの様々な環境が、ノンフィクションのようにリアルに書かれている。最後に、おはなしSDGsやおはなしサイエンスのように解説ページもあるのが良い。貧乏という言葉の差別感への劣等感も無くなるくらいに、認...続きを読むめ合って支えられる社会になることを願いたい。
実家が飲食店の主人公。友達と、子ども食堂に入ったことがきっかけで、子ども食堂に興味を持ち、子ども食堂に関わってる人達を手伝いながら色々勉強していく物語だった。 「食べ物に困っている人のための食堂だから、困っていない人が食べたら迷惑なのでは」など子ども食堂に対しての考え方が1人ひとり違うことを学んだ...続きを読む。 包装の角が潰れている、ラベルの印字が薄い、パッケージが古い、形が不揃い、ほんの少し欠けているなどで店頭に並べられなくなり本当なら捨てられるはずのものや、フードドライブで集まった食品を、カテゴリー別に分ける。その分けたものから食べ物に困っている世帯ごとに配分し、それを食品パックという名称で配っていることを知った。 子ども食堂やフードロス、フードバンクやフードドライブは知っていたが、食品パックは初めて知った。
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