ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
8pt
誰かのために ここにいる。 かけがえのない存在がいなくなってからの日々。 互いに思いやりながらの関係と優しい距離。悲しみに寄り添うこと。 『背中の記憶』から14年ぶりの小説集。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
長島有里枝さんの本は、常にすごくリアルで生々しい。息子は自分の息子に重ねてしまう。そして主人公の気持ちもわかりすぎる。私は常に放っておかれたいのだけど、たまに話し相手はほしい。ただそれだけである。 三軒茶屋のtwililightでの朗読会にも参加したんだけど、そこで驚いたのは自分が思っていた小説の世...続きを読む界と、全く違う世界を見ている人がいるということ(良い意味で)。やっぱり、自分に寄せてしまって読んでいるのだなあと感じた。
『翌日』 ペットロスの話。 うちも高齢の子たちがほとんどだから 考えたくないけど少し意識してしまう。 主人公の女性は、何だか金原ひとみさんが最近描く、気が強く仕事をバリバリしている系の人に性格が似ているように感じた。 『フィービーちゃんと僕』 金原ひとみさんの小説に何だか似ていたから、樹木のこ...続きを読むとを女の子だと何故だか思い込んでいた。 未土里のような女性、母親は面倒臭いなと思ってしまう。樹木は良く出来た子だな。 『灯台と羽虫』 これはただのペットロスの話じゃないな。 未土里が激し過ぎる。 樹木は良い子過ぎるし、睦は未土里以上に樹木によって人との関わりを変えていったのかも。 『チャイとミルク』 今回も良かった。長島さんの小説もっと読みたい。 やっぱりペットロスには新しい子を迎える事なんだろうか。 『去年の今日』 もっと読みたかった。また未土里たちに会いたい。 面倒くさくても、感受性豊かだったり自分の考えをしっかり持って主張出来る人は好きだなと思う。
文体が自分に馴染みにくいと感じた。句読点の置き方、言葉の抜き方、など。でも、これは私と作者の相性の問題。非難や否定ではない。 柔らかく、優しく、淡々と、作者が「他者との関わり方」について思うことやそれについての考察を物語に散りばめている。気がした。 家族を失くすこと、自分を咎めること、他者を恨んで...続きを読むしまうこと。その上で、残されたこれからを一緒に生きていく他者をどのような形で慮るのか、尊重するのか、言葉を伝え合うのか。
P76 まわりの人をケアすること、苛ついてるときの男の人がこわいこと、1人でいたい時に普通のトーンで言葉にするか態度に出すか 愛犬PBがなくなった日から翌年まで
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
去年の今日
新刊情報をお知らせします。
長島有里枝
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
こんな大人になりました
背中の記憶
「長島有里枝」のこれもおすすめ一覧へ
▲去年の今日 ページトップヘ