ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女

ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女

赤ん坊の頃,落雷に直撃された少女,メアリ・アニング.父親からは「稲妻メアリ」と呼ばれ,観光や避暑にくる客に売りつける「珍しい石」をライム・リージスの海岸で見つける仕事を手伝う.これらの化石は大昔の生物ではと考えたメアリは,身分を超えて友情を結んだヘンリーやエリザベスと,地質学や自然科学への情熱を育んでいく.

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ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     化石発掘の歴史に燦然とその名を残す偉人ライトニング・メアリことメアリ・アニングを題材にした伝奇小説!実際小説のように波瀾万丈なメアリの人生のうち、少女時代から最初に発掘されたイクチオサウルスとの出会いと別れまでを描いた物語だ。
     現代人では想像できないような過酷な生活を送るメアリの感情や心情が、痛

    0
    2023年08月09日

    Posted by ブクログ

    世界初の魚竜を発掘した少女メアリ・アニングの物語

    赤ん坊の頃、落雷に直撃されるも生き延び、父親に「ライトニング・メアリ」と呼ばれた少女メアリ・アニング。彼女が情熱を注いだのは、化石発掘だった。経済的な苦境、周囲の冷たい目、父親の死……あらゆる壁や挫折に屈せず前に進む彼女は、1811年頃、12歳のと

    0
    2022年11月08日

    Posted by ブクログ

    すごくワクワクしてドキドキして、泣ける話だった。ちょっと訳語らしい読みにくい部分もあったけど、途中から気にならなくなった。色々悔しくて残念なことも多く、それに強く共感することもあって、涙が止まらない。

    0
    2022年11月01日

    Posted by ブクログ

    メアリー・アニングの話を絵本で初めて読んだとき、たしか、「なんだ化石を売っていたのか。ちょっと残念だな」という程度の認識しかなかったような気がする。

    でも、この本を読むと頭をガツンガツンなぐられるというか、「そうやっていかなきゃ、暮らして行けなかったんだよっっ!!」ということが痛いほどわかる。とい

    0
    2022年04月24日

    Posted by ブクログ

    私がメアリを知ったのは『メアリー・アニングの冒険』(朝日選書)で、それがとても面白く、こんな面白いものがなんで絶版状態なのかと不満に思っているのだけれど、それが事実を追いかけているのに対し、こちらは物語仕立てなので、まあ別物。作者の思いや、今日的目線が、かなり含まれ、肉付けされている。

    メアリがど

    0
    2023年10月18日

    Posted by ブクログ

    19世紀初め、イギリスで魚竜の化石を発掘した少女の物語。
    幼いながら冴えた知性とまっすぐな気性、そして化石への強い好奇心を持つメアリから目が離せなかった。
    稲妻のような激しさから、勇気をもらえる一冊。

    とにかく、メアリの強烈な個性が痛快だった。
    実在した女性の少女時代だけを書いているけれど、恋愛に

    0
    2022年04月26日

    Posted by ブクログ

    化石を発見する少女、メアリのお話。
    時代的な背景も厳しく、兄弟が、幼い時になくなったり、食べるものにも不自由する。
    メアリは、海岸で恐竜の頭蓋骨を見つけ、その体も見つけ出してしまう。
    ヘンリーや、エリザベスという素敵な友達もいて、化石を探し続けるメアリ。
    自分の好きなことを追いかけるお話、素敵でした

    0
    2022年09月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伝記や評伝ではなく「おはなし」である。著者の想像力が効きすぎたタイプの。

    本編は評価外で、あとがきと合わせて星3つの評価とした。以下のような書きざまがとても苦手だから。
    ・一人称の主人公にときどき著者が憑依する
    ・ダブスタ構文

    本作品には昭和の少女漫画の風情がある。
    登場時無敵のヒロイン、男の暴

    0
    2023年02月08日

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