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Posted by ブクログ 2018年10月08日
著者は、かつてハムソーセージメーカーで工場長をしていた経験を基に、いかにして日本の食品流通の現場における安全管理があいまいであり、消費者を向いていないかを憂う本である。
食品偽装問題でお茶の間の話題となった多くの例を取り上げ、その本質と全体に共通する背景について解説している。安い賞品、安定供給を要...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月04日
[ 内容 ]
相次ぐ“食の安全”が問われる事件の背景には、どんな問題があるのか?
消費者が気づかない数々のトリックから浮かび上がる、食品業界の“常識”とは?
―品質管理のプロとして、業界を見続けてきた著者がわかりやすく解き明かす!
すべての食に関心のある人、注目の一冊。
[ 目次 ]
序章 食品事...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年03月07日
この作者は文章を書くのがとてもうまい。構成として経験に基づいた説明や法令といった基準および数値的な根拠を巧みに織り交ぜ非常に納得させられる文体だし、「そうは言うけど、じゃあどうするの?」と思った次の章ではきちんと考えうる対策を提示してきたりと、「読みの手気持ちがわかっているねぇ」とうならされた。
ス...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月16日
著者は、かつてハムソーセージメーカーで工場長をしていた経験を基に、いかにして日本の食品流通の現場における安全管理があいまいであり、消費者を向いていないかを憂う本である。食品偽装問題でお茶の間の話題となった多くの例を取り上げ、その本質と全体に共通する背景について解説している。安い賞品、安定供給を要求す...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月03日
この本を読むと日本の食品管理の不思議さが見えてくる。対面販売なら賞味消費期限の義務がないこと、賞味期限が製造者の任意で決められること、賞味消費期限は表示されてもいつ生産されたかの製造年月日の表示義務はないことなど、著者は日本の食の管理体制が甘いと指摘する。
赤福事件も消費期限パッケージを巻きなおした...続きを読む
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