悩む力

悩む力

ビジネス・実用
671円 (税込)

3pt

情報ネットワークや市場経済圏の拡大にともなう猛烈な変化に対して、多くの人々がストレスを感じている。格差は広がり、自殺者も増加の一途を辿る中、自己否定もできず、楽観的にもなれず、スピリチュアルな世界にも逃げ込めない人たちは、どう生きれば良いのだろうか? 本書では、こうした苦しみを百年前に直視した夏目漱石とマックス・ウェーバーをヒントに、最後まで「悩み」を手放すことなく真の強さを掴み取る生き方を提唱する。現代を代表する政治学者の学識と経験が生んだ珠玉の一冊。生まじめで不器用な心に宿る無限の可能性とは?【目次】序章 「いまを生きる」悩み/第一章 「私」とは何者か/第二章 世の中すべて「金」なのか/第三章 「知ってるつもり」じゃないか/第四章 「青春」は美しいか/第五章 「信じる者」は救われるか/第六章 何のために「働く」のか/第七章 「変わらぬ愛」はあるか/第八章 なぜ死んではいけないか/終章 老いて「最強」たれ/関連年表/引用文献一覧/あとがき

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1~3件目 / 3件
  • 悩む力
    671円 (税込)
    情報ネットワークや市場経済圏の拡大にともなう猛烈な変化に対して、多くの人々がストレスを感じている。格差は広がり、自殺者も増加の一途を辿る中、自己否定もできず、楽観的にもなれず、スピリチュアルな世界にも逃げ込めない人たちは、どう生きれば良いのだろうか? 本書では、こうした苦しみを百年前に直視した夏目漱石とマックス・ウェーバーをヒントに、最後まで「悩み」を手放すことなく真の強さを掴み取る生き方を提唱する。現代を代表する政治学者の学識と経験が生んだ珠玉の一冊。生まじめで不器用な心に宿る無限の可能性とは?【目次】序章 「いまを生きる」悩み/第一章 「私」とは何者か/第二章 世の中すべて「金」なのか/第三章 「知ってるつもり」じゃないか/第四章 「青春」は美しいか/第五章 「信じる者」は救われるか/第六章 何のために「働く」のか/第七章 「変わらぬ愛」はあるか/第八章 なぜ死んではいけないか/終章 老いて「最強」たれ/関連年表/引用文献一覧/あとがき
  • 続・悩む力
    737円 (税込)
    安定した収入、伴侶と家族、健康、老後のたくわえ―。この既存の幸福像は、いまや瓦礫と化した。神仏はおろか、現代社会の宗教とも言える科学への不信も極まり、寄る辺ない私たちの孤立はさらに深まっている。この憂鬱な時代のただ中で、私たちが真の意味で生まれ変わり、新たな「幸せの感情」に浸ることなど、果たして可能なのだろうか? その問いを解く鍵は、夏目漱石の100年前の予言にこそある。大ベストセラー『悩む力』刊行から4年の時を経て、待望の続編がついに登場!【目次】まえがき/序章 「幸福論」の終わり/第一章 漱石とウェーバーに何を学ぶのか/第二章 どうしてこんなに孤独なのか/第三章 漱石が描いた五つの「悩みのタネ」とは/第四章 漱石の予言は当たったか/第五章 ホンモノはどこにあるか/第六章 私たちはやり直せるか/第七章 神は妄想であるか/第八章 生きる根拠を見いだせるか/終章 それが最後の一日でも、幸せは必ずつかみ取れる/あとがき
  • 母の教え 10年後の『悩む力』
    836円 (税込)
    首都圏の住み慣れた自宅を引き払い、これまでの生活をリセットして東京近郊の高原へと移住した著者は、それをきっかけに、今までとは違った眼差しで世界や同時代を眺めるようになった。慣れない土いじりや野菜作りに精を出していると、悲喜こもごもの思い出が、やさしい風や、やわらかな雨のように心を撫でていく。今は亡き、母、父、息子、叔父、先生、友達。今なら言える。すべての愛すべき人たちの思い出こそが私の故郷であり、私の先生だったのだと――。初めての「田舎暮らしエッセイ」という器に載せて、これまでになく素直な気持ちで来し方行く末を存分に綴った、姜尚中流の“林住記”。累計130万部の、『悩む力』シリーズ第3弾。 【目次】まえがき/序章 「山」に棲もう/第一章 空を見上げれば、いつでも/第二章 人は、歩く食道である/第三章 花の色/第四章 我々は猫である/終章 故郷について/あとがき

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悩む力 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「何のために働くのか」「変わらぬ愛はあるか」「なぜ死んではいけないか」
    昔から考えていた、そして30になっても全然答えはわからない問に、これだ!とまで言わなくてもなんとなく、ああそういうことなのかなと思わせてくれました。例えがわかりやすくて結構刺さりました。

    0
    2022年12月04日

    Posted by ブクログ

    あおい夜空は星の海よー、人の心は悩みの海よー(アリラン)
    苦悩する人間は、役に立つ人間よりも高いところにいる
    人間は「自分が自分として生きるために働く」「自分が社会の中で生きていていい」という実感を持つためには、やはり働くしかないのです。
    愛とは、そのときどきの相互の問いかけに応えていこうとする意欲のこと。幸せになることが愛の目的ではない。
    人は自分の人生に起こる出来事の意味を理解することで生きている。

    0
    2022年05月07日

    Posted by ブクログ

    素晴らしい。悩みを解決してくれる本ではないが、悩むことを肯定してくれる。

    序章,1章 悩みの背景と解決策
     情報化社会やグローバリゼーションによって自他の境界が曖昧になり、アイデンティティが不安定なものになっている。
     便利になりすぎたせいで1人でも生きていけるようになり、これが孤立化に繋がっている(合理化の副作用)。
     結局のところこれらは他人との相互承認でしか解消することはできない。

    2〜4章 悩みのタネ(金、知性、青春)
     金:金はしゃーない、資本主義だから。金を蔑みながらも金なしでは生きてはいけない。
     知性:知性と合理化を混同していないか?科学は生活を豊かにするが、自分の生きるための知識はむしろ減っている。自分の身の回りのことはわからなくなる一方で、入ってくる情報には際限がない。生きる力をつけることと、入る情報を限定すること、が必要では?
     青春:青春とは答えのない問題に悩むこと。多くの大人は途中で考えることをやめてしまうが、この悩みを持ち続けることが大事だ。

    5〜7章 悩みを解決しうるもの(宗教、職、愛)
     宗教:宗教は元は「個人が信じるもの」ではなく「個人の属する共同体が信じているもの」だった。宗教が共同体と結びつくことで個人の相互承認を満たし、悩みに答えを与えることで悩みから守ってくれていた。宗教の力が弱まったことで人々は答えのない問いに悩むようになった。
     職:働くことの究極の意味は、他者からのアテンション、承認の眼差しを得ることにある。専門分化によってこの承認欲求が満たされなくなりつつある。
     愛:現代では、純愛とマゾ的性愛が求められ、その中間に消耗品的な愛が満ちている、しかしこれは不毛だ。昔は恋愛が不自由だったからこそ恋愛の意味が見えていたが、現代では自由だからこそ恋愛の意味が見えなくなって、極端な愛を求める声が強くなっている。愛とは相互の問いかけに応えていこうとする意欲のことであり、これがある限り愛のありようは変わろうともそれは愛だ。幸せになることが愛の目的ではない。相互承認。

    8章,終章 悩みの価値
     人は相当の苦悩にも耐えられるが、意味の喪失には耐えられない。その向かうところは死である。自由になりすぎ、慣習が死への抑止力となり得なくなりつつある今、悩み抜くことでしか生きる意味を見いだせない。そしてつながりを求め続けよ。できれば、悩み抜いた上で、悩みを受け入れて横着な心を持てると尚よし。






    0
    2021年05月22日

    Posted by 読むコレ

    姜尚中の考え方にはある種の共感が持てます。特に漱石の考え方と今の時代が妙にマッチしているということはよくわかる気がします。

    0
    2012年09月06日

    Posted by ブクログ

    自由に生きることが可能であるゆえの苦しさとどう向き合うべきかを、夏目漱石やウェーバーの思想をたどりながら書き記している本。100年も前に生きていた二人だけれども、戦後の発達しきった社会で生きているという点で現代の私たちと同じだからこそ、通ずる考え方や悩みがあるのがとても興味深かった。
     自由だから故の悩みを解決するためにだした作者の結論が、「悩み抜くこと」だというのが、(曖昧な感想ではあるけど)良いなあと思った。情報が溢れ、技術が進歩した社会で生きると、たくさん手段はあるけれど、結局一番自分が納得できて信用できる方法は自分で悩んで結論を出すことなのだなと思った。

    15年以上も前に書かれたとは思えないほど、2024年現在を正確に捉えられている内容だったので驚いた。だけどよく考えてみると、細かな技術や価値観は進化しているが、戦後の発達しきった世界で自由に暮らすことが出来るという重要な点が同じであるため、15年前も今もぶつかる悩みは同じなのかもしれない。そして今後も自由な生き方があるが故の悩みを抱える人は多くいるだろうから、この本は今後も色褪せることなく読み継がれていくのだろうなと思った。(とても素敵な本だと思ったのでぜひ読み継がれていってほしい)

    0
    2024年08月18日

    Posted by ブクログ

    人が必ず悩むポイントを章ごとに分けてなぜ悩むのか、どう悩むのかを教えてくれる。夏目漱石を例に出して解説しているため夏目漱石の作品が読みたくなる。
    悩むことへのある程度の道筋を教えてくれる良本。

    0
    2026年03月10日

    Posted by ブクログ

    高校の現代文の授業で読まされた記憶。ただ,それから自体がなんとなく面白かったのと,文学作品を時代背景や作者などの観点からの評論?を読んだのが初めてだったので新鮮で面白かった。

    0
    2022年02月18日

    Posted by ブクログ

    ストレスフルな現代社会を生き抜くためのヒントが満載。何のために生きるのかをマックス・ウェーバーと夏目漱石の書籍を題材に悩みを抱えて生きることの大切さを説いている。

    0
    2021年10月15日

    Posted by ブクログ

    12年前の本だったけど、現代を息苦しいと思いながら頑張って生きてる人にはちゃんと届いた。
    私は無性愛者なので恋愛の項目だけはさっぱり分からなかったが、それ以外は身体に染み入るように理解できて、姜尚中の言葉で心が満たされた。
    答えのない悩みを抱えること。
    それは決して悪いことではなく、むしろ悩みと向き合い続ける行為そのものが私を強くする。
    無理やり答えを探そうとせずに私らしく悩み抜く。
    コロナ禍だからこそ普段以上に悩むことが増えて毎日苦しかったりするけど、もうちょっとだけ頑張って悩んでみようかな。
    そう前向きに思えるのが嬉しかった。
    定期的に読み返したい。

    0
    2021年02月02日

    Posted by ブクログ

    生まじめで不器用であった夏目漱石とマックス・ウェーバーをヒントに、「悩み」を糧として強く生きることを語った本。

    生きる上で「悩み」と無関係になることは不可能です。人間だからこそ、悩むといっていいと思います。そして、その悩みを生きる力に変えることができるのも、また人間なのです。

    本書は夏目漱石とマックス・ウェーバー、2人の先人の生涯をヒントにして、悩みを糧として力強く生きる考え方を学ぶことができます。

    0
    2020年07月19日

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