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Posted by ブクログ 2013年12月01日
「プロメテウスの乙女」は、本来なら学校に通い、恋をし、眩しい青春を送っていたであろう少女たちだ。そんな彼女たちも正義の名を借りれば人を殺すことだって厭わない。
そして軍事主義化していく日本に立ち向かう3人の女性テロリスト。これもまたごく普通の、どこにでもいるような社会に不満を持つ女性たちなのである。...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月01日
プロメテウスの乙女は、17〜20歳の少女たちの集団で、銃で武装し、社会の害虫を排除したり反政府活動を取り締まるというストーリー。過去に読んだ「三毛猫ホームズ」などの赤川作品と打って変わって、シリアスそのものの近未来的サスペンスだった。
ちなみに本書はクーリエジャポン編集長の手紙で薦められていて、気...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月16日
ダ・ヴィンチ11月号に載っていて、読んでみました。
たくさんのインテリたちが、文字通りの意味あるいは社会的な意味で抹殺されていきますが、音楽家に限っては・・あんな根性あることする人はいないんじゃ?と思いました。理由が決め手に欠けるというか。
あと、人間に火を与えたギリシア神話のプロメテウスから部隊...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月15日
おもしろかった!
序盤はなんとなくハマらなかったが、だんだん止まらなくなった。最後の最後にもぞくっとした。
志半ばで命を落とすテロリスト、テロリスト殺害の流れ弾的に死亡する一般人など、人はどんどん殺される。
滝首相はともかく、プロメテウスの乙女たちは、確固たる理想があったわけでもなさそうな子まで...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月09日
20歳以下の女性だけの私設護衛隊、それがプロメテウスの乙女。
武装して、政治体制の規律を取り締まる。
政商の娘が首相から直々に勧誘され、入会する。
爆発物を使った暗殺計画が進行していて、
実はその一味でもある。
赤川次郎作品は、突拍子もないところが、
社会派小説として暗くなりすぎな...続きを読む
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