世界の独裁者 現代最凶の20人

世界の独裁者 現代最凶の20人

792円 (税込)

3pt

3.7

世界には金正日を上回る「独裁者」が何人もいる。他国の内戦に無理矢理介入し、地下資源を奪い取って私腹を肥やすジンバブエのムガベ大統領、40万人の大量虐殺で国際指名手配されているスーダンのバシール大統領、食人の噂が絶えない赤道ギニアのンゲマ大統領など、暴政を敷く独裁国家のリーダーは枚挙にいとまがない。しかし皮肉なことに、彼らの多くは国家独立の際の英雄でもある。なぜ彼らは英雄から独裁者へと変貌を遂げるのか。20人の「現役」独裁者の知られざる素顔を暴き出し、緊迫する現在の国際情勢を読み解く一冊。

...続きを読む

世界の独裁者 現代最凶の20人 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    世界の独裁者。六辻彰二先生の著書。世界中に存在する独裁政治を行う独裁者たちをまとめた良書。傍から見ると身勝手な悪政をしているようにすら見える独裁者たちでも、国内では英雄であったり伝説的な政治家であったり尊敬される存在であったり。独裁者は全部悪と決めつけてしまうことも傲慢で危険な発想なのかな。

    0
    2018年01月28日

    Posted by ブクログ

    世界の独裁者にどういった人物がいるのか興味がありタイトルに惹かれて手に取りました。2011年発売なので2021年現在では一部失脚している独裁者もいますがなかなか読み応えがある。まず21世紀でもこれほど多くの独裁者がいることに驚くがその誕生に至った経緯などが解説されているので勉強になる。20人も紹介し

    0
    2021年01月02日

    Posted by ブクログ

    タイトルに興味があったから何となくゲット。でも、読み物として面白かったス、これ。だいたい同じような経緯を辿ってるパターンが多かったから、最終的に印象に残る人はあまりいないんだけど、案の定というか、アフリカとか中近東あたりに独裁の傾向がある、ってのも納得。あとがきにも書かれてたけど、英雄と独裁は紙一重

    0
    2013年10月31日

    Posted by ブクログ

    お隣の半島の暴れん坊将軍様から中央アジア、中東、アフリカ、南米の独裁者てんこ盛りでお腹いっぱいになりそう。ただ、彼らの悪い面だけではなく何故人々の支持を獲得したのかも記されているので、バランスがいい。

    0
    2011年12月05日

    Posted by ブクログ

    「中東 新秩序の形成―『アラブの春』を超えて」に関連して、中東の独裁者が取り上げられている本書を続けて読んだ。この手の柔らかい本の方が記憶に残りやすい。本書では、米紙「ワシントンポスト」の週末誌「パレード」が毎年発表している「世界最悪の独裁者ランキング」2011年版に準拠して20名を取り上げている。

    0
    2021年08月08日

    Posted by ブクログ

    ムガベからプーチンまで。20人の独裁者を取り上げているが、その中に『善良な独裁者』は含まれておらず、法に照らせば犯罪者にあたるであろう人物たちの紹介。だがその残虐性や異常性にスポットを当てた俗な本なワケではなく、各人の生い立ち、支持基盤、他国との関係性など、如何にして独裁が成り立っているのかをざっく

    0
    2018年10月20日

    Posted by ブクログ

    現代最凶の20人~ロバート・ムガベ(ジンバブエ:ダイアモンドを産出するコンゴ民主共和国に派兵・白人から土地を奪い無償の農業労働者を使役)。オマル・アル・バシール(スーダン:アラブ系ムスリムがアフリカ系キリスト教徒を攻撃しダルフール紛争を引き起こす:南部に集中している油田の利権で中国から武器購入)。金

    0
    2012年01月10日

世界の独裁者 現代最凶の20人 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

幻冬舎新書 の最新刊

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

六辻彰二 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す