チャンバラ

チャンバラ

2,090円 (税込)

10pt

3.6

有馬喜兵衛、吉岡一門、宍戸某、そして佐々木小次郎。さらには――。
最後の難敵との死闘を終えた宮本武蔵は吐き捨てた。今日まで剣に生きてきて、兵法というほどのものではないな。ただのチャンバラにすぎん……。
直木賞作家の手で鮮やかに蘇る、数多の強敵との名勝負! 「剣聖」とも称される二刀流の達人が、激闘の果てに辿り着いた境地とは?

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チャンバラ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    剣豪、宮本武蔵の生き様が凄まじい。渡り歩く先々で死闘を繰り広げ、刀のみならず槍や手裏剣、十手を操り、気で倒す。描写が剣術指南書の様。最後の相手は小太郎となるか…

    0
    2023年09月10日

    Posted by ブクログ

    宮本武蔵は昔から二刀流や佐々木小次郎との巌流島の決戦の話と言った断面は知っているが、吉川英治の本含めて物語としては読んでいなかったので、今回が初読み。

    歴史小説なので所々作者によって作られたストーリーもあるのでしょうが、10章の話それぞれ、そして最後の因縁(その1つ前の話も2つ前の話もある意味因縁

    0
    2023年09月09日

    Posted by ブクログ

    剣豪宮本武蔵の半生を描いた作品。剣のためなら師弟であろうと血縁だろうと関係なし。シビアな世界です。一刀一刀の太刀筋が見えるようなシーンに引き込まれてページをめくってしまいました。個人的には、吉岡一門との戦いが好きでした。

    0
    2024年04月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    宮本武蔵を描いた歴史小説。

    佐藤賢一さんらしく、武蔵視点、独白での構成は面白いです。
    さらに、各章が決闘をメインに持ってきているのですが、相手の技を破る思考展開が目新しくて面白くて、読みなれた武蔵ものでも楽しめました。
    それにしても、対策を考えるため、危機一髪になった時に気を当てるのはずるいです。

    0
    2023年10月19日

    ネタバレ 購入済み

    新しい「ムサシ」像…。

    2023年8月読了。

    中世フランスを舞台とした小説や、突然「アル・カポネ」や「モハメド・アリ」の人生を冴えた筆致で描いてきた著者ですから、それほど驚きは無かったんですが、今「宮本武蔵」をやるのか…、と虚を突かれた思いでした。

    数多ある剣豪小説で散々書かれてきた〝武蔵〟を、「剣聖」「日本一の剣客」

    #切ない #ドキドキハラハラ #深い

    0
    2023年08月25日

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