火の国の城(下)
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火の国の城(下)

722円 (税込)

3pt

4.4

丹波大介に身内を殺された恨みを持つ伊賀忍者たちは、妻をおとりにつかい、とうとう大介を呼び出すことに成功する。月も星もない闇夜であった。あきらかに、多数の敵が自分を包囲しつつある。(しまった……。)忍びの風上にもおけぬ、大介は自分をののしりつつ走りつづけた。──太閤亡き後も豊臣家に衷心をつくす加藤清正を、徳川家康は陰に陽に追いつめる。家康の魔手に立向う、大介、老獪な女忍者、於蝶ら名忍びたちの活躍を描いた忍者小説。

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火の国の城 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 火の国の城(上)
    774円 (税込)
    天下分け目の関ヶ原から五年。世情が落ち着きはじめた京の町にふらりと現われた偉丈夫。男はすぐれた技をもち、豪傑と熱情を秘めた伊那忍び、丹波大介であった。すでに陰の世界から足を洗い、農村でおだやかに妻と暮らすはずであったが、彼の腕を知る者によって武家の覇権争いに巻き込まれていく。天下統一への執念を燃やしつづける徳川家康と、復活を夢想する豊臣家とをめぐり、「忍び」というあらたな諜報戦が歴史の陰で繰り広げられる。いずれも個性的な超人たちの物語。
  • 火の国の城(下)
    722円 (税込)
    丹波大介に身内を殺された恨みを持つ伊賀忍者たちは、妻をおとりにつかい、とうとう大介を呼び出すことに成功する。月も星もない闇夜であった。あきらかに、多数の敵が自分を包囲しつつある。(しまった……。)忍びの風上にもおけぬ、大介は自分をののしりつつ走りつづけた。──太閤亡き後も豊臣家に衷心をつくす加藤清正を、徳川家康は陰に陽に追いつめる。家康の魔手に立向う、大介、老獪な女忍者、於蝶ら名忍びたちの活躍を描いた忍者小説。

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火の国の城(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    火の国の城の主人公は忍者丹波大介だか読後に知謀の大名、そして家康に危機感を持たせたその人加藤清正でした。清正の政治手腕、俯瞰力に感嘆し魅せられた。池波正太郎の忍びを主人公とした作品は多く、他のものも再度手に取って読みたいと思う。

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    上巻よりも加藤清正のことが多く語られていて、非常に政治的な面も含め優れた武将だったのだなあと思った。それに仕えた主人公?丹波大介(忍び)も恵まれていたのかな。しかし、彼も忍びとしての強さは秀でているが、やはり忍びとはいえど人間という面もみられた。完璧な人間なんていないよな。あと秀吉配下の片桐且元につ

    0
    2024年06月16日

    Posted by ブクログ

    スカッとする下巻を読破。
    しかしながら加藤清正、良い男過ぎて泣ける。
    戦いの場面がとても多いのと、大阪夏の陣までサラサラと流れていくラスト。
    結局のところ、沢山の敵も同胞も亡くなったわけだけど
    もよはその後どうなったんだろうとか。
    夫婦愛もチラッと垣間見える感じ。
    しかしながら池波先生の作品、最高で

    0
    2013年07月22日

    Posted by ブクログ

    歴史小説にでてくる実在人物は、その行く末が分かっていることが多く、その分ストーリー先が読めてします。事実に基づく話しは別として、良く分からないことに、神秘性を感じませんか。この小説のストーリーは、忍者という神秘性の高い職業と絡めて、歴史上の人物に起こった事実をうまく絡めている。

    0
    2012年12月15日

    Posted by ブクログ

    大阪の陣の起こる前に、豊臣寄りの大名が続けて、病死した。それは、いくらなんでも怪しいと思う人は多い。下巻では、加藤家の忍びの戦いが描かれている。終盤が呆気ないのが残念だけど、面白い本でした。

    0
    2010年08月20日

    Posted by ブクログ

    どうしても真田太平記と比較してしまって申し訳ないですが…やってしまいます。
    伴野さんと梅春さんの逆転が!!
    状況次第でこんなにも捉え方が違うものかと驚きました。
    流れは同じはずなんですけど…凄いです。

    読み応えばっちりです。
    ifモノでないことは百も承知なんですけど、ついつい期待。淀殿の件とか。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ありえない「血の熱い忍者」を主に据えた続編の後編。題名から想像していた加藤清正との絡みがもう少し欲しかった。

    0
    2010年07月02日

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