桜色の風 茶屋「蒲公英」の料理帖

桜色の風 茶屋「蒲公英」の料理帖

750円 (税込)

3pt

3.7

隠居したおばあちゃん、好きなことを仕事にします! 四十年勤めた武家奉公を終えたさゆは、甥夫婦が営む薬種問屋に身を寄せて隠居するも、これまでの充実した日々から一転、張り合いのない生活に嫌気がさしていた。幼馴染の小夏との再会をきっかけに、「自分のやりたいこと」は何かを考えた末、家族の反対を押し切って茶屋「蒲公英」を開店。五十五歳にして初めての商売、町家暮らしに戸惑いながらも、料理上手で聞き上手なさゆのもとには、悩みを持つ人が訪れるようになり――。長年の武家奉公で鍛えた料理の腕と生きる知恵で、江戸の人びとの心を癒やす人情時代小説。文庫オリジナル。 〈目次〉第一話 桜ほろほろ 第二話 蕗に筍、宵の風 第三話 花かつお、香る 第四話 ツツジの花が咲く前に 第五話 茜色の夕暮れ

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桜色の風 茶屋「蒲公英」の料理帖 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年01月15日

    さゆさんの料理とほんわかな人柄が、とても心地よい物語。周りの人も幸せになれるし、読んでいる読者も心が温かくなる作品でした。

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    Posted by ブクログ 2023年06月22日

    江戸時代の産婆修行の女の子を描いたシリーズの作家。
    今回は、武家奉公に出た先が美味しい食べ物が好きで、奉行を歴任した重臣でありながら、自分でも台所に立って料理もする家だった。

    大きな商家の娘で自宅にいた時は包丁さえ握らなかったおさゆ。
    だがお家の家風に馴染み、美味しいものへの探究心でみるみる料理上...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月06日

    時代小説だけどとても読みやすかった。
    料理帖と言う割に料理の要素はそこまで強くなく、どちらかというと主人公であるさゆさんの人柄に惹かれる物語だった。
    柔らかでありながらも芯があり余裕のあるさゆさんに憧れる。

    0

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