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江戸時代。ある晴天の日。街道沿いの茶店に腰かけていた牢人は、そこにいた、盲目の娘を連れた巡礼の老人を、抜く手も見せずに太刀を振りかざし、ずばりと斬り捨てた。居合わせた藩士に理由を問われた牢人・掛十之進は、かの老人が「腹ふり党」の一員であり、この土地に恐るべき厄災をもたらすに違いないから事前にそれを防止した、と言うのだった……。圧倒的な才能で描かれる諧謔と風刺に満ち満ちた傑作時代小説!!
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「パンク侍、斬られて候」
2018年6月30日~ 出演:綾野剛、北川景子ほか
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Posted by ブクログ
熱量の多いギャグ漫画を読んだ気分。内容もストーリーもよくわからなくなってくる。でも登場人物一人一人の風刺の効いたセリフに心打たれる。共感できる部分が多すぎてたくさん写真に収めました。
2日ほどかけてバーッと一気に読んだ。クッソ最高に良かった。裏側に重厚なものが煮詰まり煮詰まり果てた末にその表層に奇形的な美しさを生み出してしまったというか。
相変わらず変な作品だ。時代劇の形式を取ってはいるものの中身は出鱈目のようで荒唐無稽に思えるが映像は頭にしっかり浮かんでくる。よくもまあこんなに次から次へとワケのわからないことを思いつくものだと感心しつつ、立川談志のいうところの「イリュージョン」という言葉を思い出す。
町田氏の作品の中でも一際エンタメに振り切った1作。江戸末期と思われる侍が台頭する舞台で、シニックでユーモラスな掛け合いが現代語で飛び交う。終盤には作者独自の形而上学的な視点やブッディズムが顔を出し、意外とヘビーとライトのバランスが取れた楽しい作品だった。
いやあめちゃくちゃ面白かった。相変わらず天才的で圧倒的な文章。自由奔放、縦横無尽。ただ面白かったのは文章なんだよなあ。あと俺気づいちゃった町田康って漫画で言ったら吉田戦車とか漫⭐︎画太郎みたいな不条理・ナンセンスな作品を描く作家とおんなじだなと。インパクト凄くてびっくりして大笑いして、でもまあ物語の...続きを読む深みとか感情移入とかではないんだなと。癖になる作家だけど、飽きるのも早そうだなあ。口訳古事記を買ってあるのでそれ読んでからまた考えよう。
時代小説的な背景がありながら、登場人物たちは現代風の内容を話す。このコントラストも町田康節なのかね。 エンターテイメント性あり。 なんでパンク侍なんだろ。
序盤はど正論の応酬。後半はそんなど正論をうるせえ!とひっくり返すような超展開。時代小説ってそんな風に書いていいんだ!と度肝を抜かれる作品でした。 他の作品も読んでみたいけど、再読はお腹いっぱいでしばらくいいかな………
映画化の話を知ってから読んだこともあり、予めクドカン脚本での映画化を前提に書かれたのでは、と思うほど映像が想像できる。 全然違うんだけど、なぜかロードス島戦記を思い出した。
高橋源一郎の解説が見事すぎて、今度の映画化も若干楽しみにしているがこの内容を映像にすることが本当にできるのだろうかとも思う。監督は少し酷ではある。観に行って確認してみたい。
読めなかった。クドイ。しかしライブに通ったら読めた。町田康の語り口に慣れたのか、何も考えず、腹を振っている自分がいた。
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パンク侍、斬られて候
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