無縁の生活・人生の一日

無縁の生活・人生の一日

990円 (税込)

4pt

4.3

日常の深底に澱む不透明で苛酷な世界。人生の悲哀を呑みこんだ苦いユーモアと豊かな情感とに支えられる阿部昭の小説空間。「自転車」「猫」「窓」「散歩」「手紙」「童話」「道」ほかの短篇で繋ぐ『無縁の生活』、「人生の一日」「水のほとりで」「天使がみたもの」などを収める芸術選奨新人賞受賞『人生の一日』。2つの作品集から20篇を収録。

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無縁の生活・人生の一日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    どこかなんか怖い本だった。
    お化けが出るわけでもないし、恐怖体験があるわけでもない。
    足元にある仄暗さが、一瞬真っ暗闇になるような。一瞬すぎてわからないんだけど、確実に囚われた、何かに、って思う怖さ。油断するとやられる。

    「それが大人になればわかる」

    日常の、目の前の現実を冷静に、一歩下がって眺

    0
    2017年11月07日

    Posted by ブクログ

    のっけからなんとなく飛ばしてる「自転車」が面白い!
    ゴミ溜めにかけこむ家族!
    「やめなさい!やめろ!」必死のお父さん(阿部さん)!
    学生時代の雨にまつわる切ないようなおかしいような話や、それちょっとヤバイ、とつっこみたくなるエピソード満載。
    静かながらも心が動かされるエッセイ集です

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    『短編小説礼賛』が良かったので、本人の書く短編小説はどうなのかと読んでみた。
    「猫」はシャム猫を飼って、蚤がいるだの、しょっちゅう腹を下す(胃腸が弱かったのだろう)だの文句を言い、「出来損ない」と呼び、挙句の果てにもがき苦しませた末死なせてしまう。小説としてみれば、味わいがなくはないのだが、この猫の

    0
    2013年06月15日

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