人間失格

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「恥の多い生涯を送って来ました」。そんな身もふたもない告白から男の手記は始まる。男は自分を偽り、ひとを欺き、取り返しようのない過ちを犯し、「失格」の判定を自らにくだす。でも、男が不在になると、彼を懐かしんで、ある女性は語るのだ。「とても素直で、よく気がきいて(中略)神様みたいないい子でした」と。だれもが自分のことだと思わせられる、太宰治、捨て身の問題作。

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人間失格 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自分のようだと思った。
    世間の人と感覚のズレがあって、色々迷惑をかけたりして最終的に廃人になる。
    こういう人は一定数やはりいるんだと知れてよかった。

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    人と違うことを考える主人公に対して、共感する部分が多々あった。
    自分の中の幸せを1つ持てるようにしたい。

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ


    初めての太宰さん、初めての『人間失格』。
    こんなに読みやすかったんだ!
    これについて多く語る必要があるのか?!ってのはあるけど、語れるだけ語らせていただきたい。(自分のために)

    主人公には自分というものがなく、空腹もあまり感じず、食べ物を美味しいとも思えず、人間が怖いが故に、人にどう見られるかを

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

     読むのは3、4回目。
     やっぱり面白い。内縁の妻が犯されて、主人公が感じたものが恐怖だったというのは太宰治のことをよく表していると思った

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    自殺した後に続きが発表されるその渦中を生きた人になってみたかった。

    死ぬかもしれなと予想して、死なないかもしれないと予想して、死んでしまったとき。

    続きを読んだ時の興奮。

    そういうものを味わってみたかった。


    年々、葉蔵要素が強くなっていっている自分と向き合わなくてはならず辛かった。なんてあ

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    彼にとって人間として生きるにはこの世は窮屈すぎたのかもしれない。目を瞑り心に蓋をして惰性で生きている人間にとって、内情の全てを露わにして書かれたこの作品は刺さるはず。
    読み進んでいくにつれ主人公に重ねてしまい、胸の奥が苦しくなった。それと同時にその苦しみの言語化による快感もあり特別な読後感。私は好き

    0
    2025年10月20日

    Posted by ブクログ

    自意識過剰で臆病、死にたがりな主人公なのに、ユニークな会話や思考がおもしろくて読みやすい。
    彼の人生観、死生観が垣間見えて、彼とは違う生き方をしているはずなのに、時々共感したり気づかされたりする。

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    走れメロスを除いて、太宰治の作品は初めて読んだ。太宰治の自叙伝であり、おそらく自戒を込めた反省文でもあり、日記でもある。主人公は、いわゆる「世間」とは真には溶け込めず、ペルソナを被った道化を演じることでなんとか暮らしている。本音を殺し、世間が求める答えを感じ取る生活を続けることで自身を見失ってしまう

    0
    2025年10月06日

    Posted by ブクログ

    なんだろう…。ものすごいものを読んでしまったというのが、率直な印象です。簡単に感想を書けないほど奥深く、著者がこの作品に人生を全振りしている、一種の覚悟のようなものを感じ取りました。

    読んだあと、すぐに想起されたのは又吉直樹さんの『火花』でした。又吉さんが芥川賞を受賞された時に、当時話題になってい

    0
    2025年09月11日

    Posted by ブクログ

    凄まじいの一言。読後は呆然自失となる。

    太宰にとって、世界とは無意味にすぎなかった。
    印象的な文言に「世間とは、個人ではないか」というのがある。
    思慮深い真理として感じられ、皆が抽象的に想像していることを、見事に言葉として表現しているのではないだろうか。

    圧倒的なニヒリズム。
    彼はもしかすると、

    0
    2025年10月10日

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