ひとひらの恋 三人佐平次捕物帳
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ひとひらの恋 三人佐平次捕物帳

733円 (税込)

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酒問屋『灘屋』の番頭九兵衛が、佐平次親分の元にやって来た。店の若旦那幸助が、水茶屋のお仲という女に入れ込み、帳場から引き出した金を与えているという。実はお仲には半太郎という遊び人の間男がいて、お仲を通じて金を引き出させているというのだ。店を案じた九兵衛は、二人の仲を暴き、若旦那の目を覚まさせてほしいと相談するが――。一方、佐平次親分こと佐助の心は、子分のお鶴と芸者の小染への想いで揺れ動いていた。佐助の決断は果たして……? 新たな幕開けを告げる、大好評シリーズ第十六弾!

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三人佐平次捕物帳 のシリーズ作品

1~16巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~16件目 / 16件
  • 地獄小僧 三人佐平次捕物帳
    748円 (税込)
    世間での岡っ引きの悪評を憂いていた同心・井原伊十郎は、美人局の罪で捕まえた三兄弟、頭は切れるが悪人面の平助、力だけは人並み以上の次助、女も敵わぬ美貌の佐助を、岡っ引きとして売り出すことを思い付く。罪を問わぬ代わりに、三兄弟に「佐平次親分」を名乗らせ、その評判を上げさせようと考えたのだ。同じ頃、大店に押し込んでは皆殺しにして金品を奪う「地獄小僧」が治安を脅かしていた。三人で一人の佐平次は、この凶行を止めることができるだろうか?
  • 丑の刻参り 三人佐平次捕物帳
    748円 (税込)
    同心・井原伊十郎によって岡っ引きにされた「佐平次親分」。実は切れ者の長男・平助、力自慢の次男・次助、色男の三男・佐助の三人兄弟で一人の岡っ引きだった。佐平次の活躍で時刻小僧一味は捕らえられた。頭目の狢の平三郎は市中引き回しの上獄門となったが、一味の生き残りの和五郎が重兵衛とともに、平三郎の敵討ちのために策を練り始めていた――。佐平次に襲いかかる罠、そして「丑の刻参り」の謎とは果たして何なのか? 書き下ろしで贈る、大好評のシリーズ第二弾!
  • 夜叉姫 三人佐平次捕物帳
    748円 (税込)
    木戸番の留蔵は夜回り中に、紙問屋「多和田屋」の二階の部屋に奇怪なものを見た。巫女のように白い着物に赤い袴、長い髪で顔は般若だった。そして庭には「夜叉姫、参上」と書かれた置き文が。数日後、「多和田屋」の主人・仁右衛門は、心の臓を突かれて殺された。同心・井原伊十郎によってつくられた、三人で一人前の岡っ引き・佐平次は、早速「多和田屋」へと駆けつけたが……。夜叉姫とは果たして何者なのか、主人はなぜ殺されたのか? 書き下ろしで贈る、大好評シリーズ第三弾!
  • 修羅の鬼 三人佐平次捕物帳
    748円 (税込)
    定町廻り同心・井原伊十郎に呼び出された、三人で一人前の岡っ引き、佐平次。沢島藩の間宮が、佐平次を見込んで内密の頼み事があるのだという。昨晩屋敷に訪ねてきた若い女が、間宮の娘だと言い出し、その真偽を佐平次に調べてもらいたいということだった。一方で、頭巾を被った五人組の侍が武家屋敷を襲う事件が起きた。滅法腕のたつ五人組を捕まえることに怖じ気づくも、伊十郎に脅され渋々捜索に乗り出していくのだが……。書き下ろしで贈る、大好評シリーズ待望の第四弾!
  • 狐火の女 三人佐平次捕物帳
    748円 (税込)
    大奥女中を装った一味による詐欺事件が江戸の商家で続発。事件には北町奉行所定廻り同心の井原伊十郎と名乗る男も加わっていた。三人で一人の佐平次たちは、伊十郎の態度に不審を抱き、密かに事件の捜査に乗り出すのだった。その矢先、さらなる大事件が起こる。質店の主人が殺され、伊十郎がその犯人とされてしまったのだ。逃亡する伊十郎と連絡を取りながら、真相の究明に奔走する佐平次たち。果たして事件の真犯人は誰なのか? 書き下ろしで贈る、大好評のシリーズ第五弾!
  • 天狗威し 三人佐平次捕物帳
    748円 (税込)
    深川の足袋屋「大泉屋」の店前に立った二人の大男。六尺を超える彼らは「高尾山山王薬院の大天狗さまの使者」と名乗り、店に喜捨を迫った。高額の支払いを断った翌日、「足袋屋」の店先に巨大な石が置かれ、力自慢の次助がこれを怪力で元の場所に戻したのだが、さらに同じことが……その数日後、「足袋屋」の番頭の伊兵衛が行方不明となり、佐平次たちは「大天狗の使者」とのつながりを調べはじめた。書き下ろしで贈る、大好評シリーズ第六弾!
  • 神隠し 三人佐平次捕物帳
    748円 (税込)
    神隠しにあった傘問屋「田丸屋」の娘が半年ぶりに戻ってきた。佐平次たちが、その娘おつるに話を聞くが、自身が行方不明になっていたことが全くわからないという。一方、さざ波の権兵衛という盗人が、「加賀屋」という紙問屋に狙いをつけ、計画を練っていた。権兵衛の妾である、おせんの母親お節は、昔、「加賀屋」に奉公していたのだが、当主と契を結んだのを大旦那に見つかり、やめさせられたという過去があった。権兵衛にとってはおせん、お節の復讐のためでもあったのだ……。三人で一人前の佐平次たちの活躍を描く好評シリーズ第七弾!
  • 怨霊 三人佐平次捕物帳
    748円 (税込)
    紙問屋の若旦那・与之助は吉原の花魁・綾菊と情を通じあい、違う場所で同じ日の同じ時刻に心中することを決意した。実行前に父親に止められた与之助に対し、綾菊は約束を守り自害して果てた。やがて与之助の前に綾菊の亡霊が現れ、その悩みを佐平次たちに打ちあけるのだが……。数日後、与之助は綾菊の短刀で自分の喉をついて死んでいる姿で発見される。佐平次たちは悩みながらも真相をつきとめるべく探索をするのだったが……。書き下ろしで贈る、大好評のシリーズ第八弾!
  • 美女競べ 三人佐平次捕物帳
    748円 (税込)
    絶好の花見日和の中、同心の井原伊十郎から呼び出された佐平次たち。美女競べを催す蔵前の札差問屋のもとへ、一等を取った娘を殺すという脅迫状が届けられたのだという。以前、美人局で女装していた佐助に犯人を突き止めるために、この美女競べに囮として参加せよという命令だった。とまどう佐助だったが、次助の決断により、美女競べに参加することになる。女装した佐助の美しさに息をのむ人々。これで一等は間違いないはずだったのだが……好評の書き下ろしシリーズ第九弾!
  • 佐平次落とし 三人佐平次捕物帳
    748円 (税込)
    駆け落ちした旗本の妻女と若党の捜索を頼まれた佐平次たち。彼らの子分になった三太がふたりの居場所を突き止めるのだが、何者かがふたりをどこへか連れ去り、三太は尾久村の荒れ寺に監禁されてしまう。一方、深川一帯の裏社会を取り仕切っている又蔵は、清廉潔白で袖の下がきかない岡っ引きの佐平次を邪魔に思い、佐平次の人気を落とそうと謀るのだった。美貌の男・鶴吉を岡っ引きに仕立て、佐平次に対抗させるのだが……。書き下ろしで贈る大人気シリーズ第十弾!
  • 魔剣 三人佐平次捕物帳
    733円 (税込)
    両国広小路に兜割の大道芸人が出ていた。一朱で試し割りをさせて、兜を割ったものには五両の賞金を出すのだという。だが実はその大道芸人は古沢源一郎という浪人で、妖刀・紅竜を探しに江戸に出てきたのだ。一方、江戸では辻斬りが出没していた。手練れの武士が刀ごと身体を真っ二つに裂かれる凄まじさだった。佐平次たちは古沢源一郎の行動に不審を抱き探索に乗り出すのだが、そのさなか、ある賭場で二千両奪われるという事件に遭遇する。辻斬りの正体、そして妖刀・紅竜に秘められた謎とは果たして何なのか……? 大好評シリーズ第十一弾!
  • 島流し 三人佐平次捕物帳
    733円 (税込)
    十三年前の殺しで、島流しになっていた辰次が江戸へ戻ってきた。かつての仲間をおどし、金を要求する辰次は、佐平次潰しも目論んでいた。一方、二人の女のあいだで思い悩む、佐平次親分こと佐助。ある殺しの探索をするさなか、佐助のもとへ手紙が届けられた。それは、佐助たちの過去を知る者からで、「佐平次親分」の正体をばらす、というものだった。脅しに屈しないと決意する三人は、謎の相手を探るべく奔走するのだったが……。書き下ろしで送る好評のシリーズ第十二弾!
  • 裏切り者 三人佐平次捕物帳
    733円 (税込)
    平助は、父親が長崎から来た侍に闇討ちされたという過去を知り、事の顛末を調べる為に長崎へ出向くことを決めた。長男の平助なしでは三人で一人前の佐平次親分は成り立たないと不安と寂しさを募らす佐助と次助だったが、平助の見送りをした高輪での帰りに、奇妙な男の集団を見かける。一方、寂れた旅籠に妙な集団がいるとの知らせを受け、向かった佐助たちは、高輪で見かけた男たちと遭遇するのだった。彼らの目的とは果たして何なのか? 不穏な空気を感じた佐助たちは探索にのりだすのだが……。書き下ろしで贈る好評シリーズ第十三弾!
  • 七草粥 三人佐平次捕物帳
    733円 (税込)
    長兄の平助が長崎に旅立って半年が過ぎた。平助不在のまま正月を迎えた佐助と次助は、ある日、古着屋の『信濃屋』で起こった事件を耳にする。『信濃屋』では、七草粥を食べた主人、内儀をはじめ番頭ら全員が食中毒にかかったというのだ。原因は百姓から買い求めた七草だと考えられた。しかもその夜、庭の松の木に七草売りの百姓らしき男が首を括って死んでいたという。なぜ『信濃屋』は狙われ、男は首を括っていたのか!? 事件の真相を暴いて欲しいとの願いを受け、探索に乗り出す佐助と次助だが――。書き下ろしで贈る、大好評シリーズ第十四弾!
  • 闇の稲妻 三人佐平次捕物帳
    続巻入荷
    733円 (税込)
    小物問屋の主人が殺された事件を皮切りに、7日毎に相次いで人が殺された。殺された者たちに共通点はないが、全員が盆の窪を鋭利な凶器で突き刺され、死体の懐には下手人の名前と思われる「いなずま流し」と書かれた半紙が挟まれていた。相次ぐ凶行が、神田川にかかる橋を東に下っていくことに着目した佐平次たちは、次の犯行の場所と考えられる新シ橋のたもとで「いなずま流し」を待ち伏せることに。その最中、夜なのに傘をかぶっている妖しい男が現れ、佐平次は追跡を始めるのだが――。書き下ろしで贈る、好評シリーズ第十五弾!
  • ひとひらの恋 三人佐平次捕物帳
    続巻入荷
    733円 (税込)
    酒問屋『灘屋』の番頭九兵衛が、佐平次親分の元にやって来た。店の若旦那幸助が、水茶屋のお仲という女に入れ込み、帳場から引き出した金を与えているという。実はお仲には半太郎という遊び人の間男がいて、お仲を通じて金を引き出させているというのだ。店を案じた九兵衛は、二人の仲を暴き、若旦那の目を覚まさせてほしいと相談するが――。一方、佐平次親分こと佐助の心は、子分のお鶴と芸者の小染への想いで揺れ動いていた。佐助の決断は果たして……? 新たな幕開けを告げる、大好評シリーズ第十六弾!

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ひとひらの恋 三人佐平次捕物帳 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2011年04月21日

    第十六弾
    お鶴と芸者小染の関係がメイン。
    どちらも美貌に備え人間の機微にも精通してしている。両方をとることが難しい場合の選択を求められるが、女性の方が、賢く佐吉に決断力が無い場合このような展開しかないか

    0

    Posted by ブクログ 2015年06月30日

    20150630 今回はお鶴の視点でのストーリー展開。一つの課題はクリアか。ここが転換点になるのかも知れない。

    0

    Posted by ブクログ 2011年06月18日

    三人そろって佐平次
    そのひみつもだんだんと・・・
    いつも間にかお鶴なる手下ができた
    そんで・・・これは次回ですが

    小染・・・

    0

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