光る鶴~吉敷竹史シリーズ16~

光る鶴~吉敷竹史シリーズ16~

660円 (税込)

3pt

3.6

捜査一課の吉敷竹史は、知人の葬儀で九州・久留米市へ。そこで出会った青年から、義父の再審への協力を頼まれる。26年前、三人の女性を殺して死刑判決を受けた「昭島事件」。すでに人の記憶は風化しており、冤罪事件を覆す証拠は見つかるのか(「光る鶴」)。――吉敷竹史は、なぜ刑事になったのか(「吉敷竹史、十八歳の肖像」)の他、「電車最中」を収録。

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光る鶴~吉敷竹史シリーズ16~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    御手洗シリーズより吉敷ものが好きな自分には嬉しい作品。
    『吉敷竹史、十八歳の肖像』ではまた宮沢賢治が出てくる。
    島田荘司は宮沢賢治が好きなんだなと思った。
    宮沢賢治は読んだことがないので今度、読んでみようと気になった。
    吉敷ものは御手洗ものに比べて流れを追って話しが進むので読みやすくてよい。
    また、

    0
    2015年02月05日

    Posted by ブクログ

    冤罪事件を覆す表題作の「光る鶴」、吉敷が刑事になった理由を描く「吉敷竹史、十八歳の肖像」、そして吉敷がゲスト出演する「電車最中」の三篇を収めた、吉敷ファンにはたまらない一冊。
    私のお気に入りは「電車最中」。事件を解決した留井刑事が、喜びのあまり居酒屋で初恋話まで披露する。話を聞く吉敷。情景が目に浮か

    0
    2012年03月10日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに吉敷竹史シリーズを読みました。
    このシリーズはこんなにシリアスな感じだったのかな? 
    御手洗シリーズの軽やかで楽しい感じとは違いテーマも重い。

    0
    2010年01月15日

    Posted by ブクログ

    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2011/7/8〜7/9

    吉敷シリーズの短編集。死刑囚の冤罪を晴らそうとする「光る鶴」、吉敷が刑事になろうと思った動機を描く「吉敷竹史、十八歳の肖像」、鹿児島県警の古い知り合いに捜査協力する「電車最中」の三編。久しぶりの吉敷シリーズであったが、相変わらず吉敷さん

    0
    2011年07月09日

    Posted by ブクログ

    やっぱり島田荘司は読みやすくて面白い。

    死刑冤罪問題に取り組まれているとは知らなくて、これも実際の事件を基に作られた話だとは驚き。

    サクッと読めて良い感じでした。

    0
    2022年09月05日

    Posted by ブクログ

    あれ?なんか読んだことがある・・・と思いつつもう一度読んでしまった。短編集。秋好事件を元にした光る鶴以外は初めて読んだ。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    中篇作品は何となく中途半端な余韻が残る。でも最近の作品を読むに、短篇や中篇がこの作者にはちょうどなんだろうと思ってしまう。表題作は、作者のライフワークでもある「秋好事件」がベースになっている。冤罪ものは嫌いではないのだが、少し都合が良すぎやしないか。二十六年費やした事件をたった二日でひっくり返そうと

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    吉敷竹史シリーズ、第16弾。表題作含む3作。前作が凄く重かったので、今回も冤罪死刑囚がテーマで重さを覚悟して読んだけれど、重くはなかった。十八歳の吉敷の話はすっきりしない。最後の「電車最中」が、気分的に一番楽に読めるけど、主役は鹿児島の留井刑事なので、吉敷さんは後半にならないと出てこない。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本作は2002年に当初『吉敷竹史の肖像』として刊行された短編集からエッセイや対談などを取り除き、純粋に吉敷シリーズの短編集として編み直した物で、文庫化に際して新作の「電車最中」という短編が書き加えられている。

    まず冒頭の「光る鶴」はかつて島田氏が物したノンフィクション大作『秋好事件』をモチーフにし

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    2023年02月13日

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