白装束集団を率いた女

白装束集団を率いた女

1,980円 (税込)

9pt

4.3

2003年4月末に突然あらわれた〝真っ白〟な集団。奇怪な装束と行動で話題をさらった千乃正法会/パナウェーブ研究所とは。彼らは何を信じ、何を求めていたのか。「教祖」である千乃裕子の生涯をたどり、その謎を解き明かす。

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白装束集団を率いた女 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    【人間は、その狂気の渦中にあっても、絶えず、その狂気の中に意味を見出し続ける存在なのだろうか】(文中より引用)

    山間に現れて突如ワイドショーを賑わせた白装束集団。千乃裕子率いる千乃正法会とパナウェーブ研究所がどこから現れ、そしてメディアの狂騒劇の後にどのような末路をたどっていったのかを記したノンフ

    0
    2023年06月19日

    Posted by ブクログ

    「パナウェーブ研究所」「白装束集団」といえば2003年にメディアが掻き立てた騒動を思い起こす。本書はその騒動の発端である千乃裕子の通史であり1つの宗教史でもある。緻密な取材により構成されている良書。

    0
    2023年02月08日

    Posted by ブクログ

    最初こそ教祖の妄想に付き合わされる人たち・・・という印象で読んでいたが、それだけではない、人間のわけのわからない深みみたいなことを感じた。p.274の、聖と俗の違いはあるが聖と狂の違いは必ずしも存在しない・・・みたいに書かれているところは妙に納得してしまった。宗教学等からの知見が書かれていて、それも

    0
    2024年04月17日

    Posted by ブクログ

    読後のなんとも言いきれないもやもやした感じ…
    本人達があまりに熱心かつ真面目であるゆえに時に滑稽にも見えるが時には羨ましくも見える不思議な感覚

    ただ読んで良かったと素直に思える一冊でした

    0
    2023年02月07日

    Posted by ブクログ

    熱意の行き着く先の一つ。人は自分の物語から逃れらず、どのように物語がかきかわるかにどれ位自分が関与できるかも死ぬまでわからないということなんだろう

    0
    2023年06月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「パナウェーブはどう生まれたのか、どんな理由で活動していたのか」を外部の視点からしっかりと書き上げた読み応えのある本。
     教義の説明も、一般常識を持った読者にも配慮しつつ、バカにもしない形で説明してあると思う。
     教祖の女性が亡くなったことで距離を置いているけれども、教えを今も信じているという男性が

    0
    2023年06月04日

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