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トシヨリになるのも面白い。同世代のエッセイスト二人が語り合う映画、読書、旅、そして老い支度。親密感あふれるユニークな対談集。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
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Posted by ブクログ
池内紀と川本三郎の対談をまとめた本。 旅、本、音楽、カフェなど、どのページを開いても興味深く、含蓄のある話が聞ける。
お二人のどの話も興味深く、少しずつ味わって読んだ。こうしたかけがえのない友人を亡くした川本さんの心痛はいかばかりかと思う。また、晩年の池内さんの著作を巡る騒動は、これで寿命を縮められたとしたら悔しいとしか言いようがない。 ローカル線に乗って小さい町を訪ねたり、喫茶店に入ってみたくなる。
同世代、話の合う盟友の存在がどれだけ人生を豊かにすることか。ドイツ文学者と評論家の途切れることのない対談。 4歳違いのお二人。紀行文好きの自分にとってレジェンドのお二人の夢のコラボ。残念ながら池内紀氏は亡くなってしまった。妻を亡くしさらに敬愛する先輩も亡くなり川本氏の絶望たるやいかに。 映画、旅...続きを読む、読書。人生には1人の友があれば良い、という言葉の重みを感じる、気の合った二人の興味深い対談でした。
タイトルは、もう少しどうにかならなかったのかと思う。内容の良さとは全く乖離している。 味わいを感じられることは、まだまだいくらもある。そう感じさせる。
『望星』という雑誌で2016年9月号から2019年9月号まで連載されていた対談がまとめられています。対談が行われていた当時のお互いの仕事についても語り合われているのですが、池内さんが、のちに『ヒトラーの時代』としてまとめた仕事について語っているところは、その後の成り行きを知っている今から読むと切なく...続きを読むなります。東京・映画・旅といった話題はいきいきと楽しそうに語られていて、特にお二人が若い頃に経験した喫茶店や貸し本屋さんや学校の図書室でのお話は、情景が目に浮かびます。
トシヨリになるのも面白い。 同世代のエッセイスト二人が語り合う映画、読書、旅、そして老い支度。 親密感あふれるユニークな対談集。 これもまた贅沢の極み。
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