霊長類ヒト科動物図鑑

霊長類ヒト科動物図鑑

590円 (税込)

2pt

4.0

本作品は、著者が航空機墜落事故で急逝した年に刊行された。「一週間に一度は飛行機のお世話になっていながら、まだ気を許してはいない。散らかった部屋や抽斗のなかを片づけてから乗ろうかと思うのだが、いやいやあまり綺麗にすると、万一のことがあったとき、『やっぱりムシが知らせたんだね』などと言われそうで…」飛行機に乗る恐怖を綴った「ヒコーキ」も収録。何気ない日常の一コマを鮮やかに捉えた、向田邦子ならではの名人芸が堪能できる珠玉のエッセイ集。

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霊長類ヒト科動物図鑑 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    1/22
    短編小説集「思い出トランプ」を読んで、向田さんに惚れた後にこのエッセイを読みました。やっぱ、いいなぁ

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月22日

     昭和の匂いがプンプンです。
     エッセイの内容に頷いてしまうのは、私が四半世紀とはいえ昭和時代を生きてきた証しなのかもしれません。
     

    0

    Posted by ブクログ 2010年03月16日

    タイやスペインについてのエッセイが。

    ちょうど自分もタイとスペインに旅行したところだったので、非常に興味深かったです。

    あと飛行機墜落についてのエッセイがあるところも印象に残りました。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    向田邦子さんが亡くなってもう25年あまりもたつ。ちょうど、今の私くらいの年に、台湾で飛行機に事故に遭い、急逝された。何気ない日常の一こまや、家族のことや、仕事のこと、よく事細かに覚えているなあと感心する。それをさも、その場にいるごとく書いているものだから、つい笑ってしまうことも多い。早く逝きすぎた人...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    向田先生は小説よりこういったエッセイが好き。ゆっくり読んでいくとまるで自分がその時代に生きていたかのような錯覚を覚えます。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    向田邦子さんが亡くなってもう25年あまりもたつ。ちょうど、今の私くらいの年に、台湾で飛行機に事故に遭い、急逝された。何気ない日常の一こまや、家族のことや、仕事のこと、よく事細かに覚えているなあと感心する。それをさも、その場にいるごとく書いているものだから、つい笑ってしまうことも多い。早く逝きすぎた人...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年06月29日

    目新しい題材はないのに、ごく日常のありふれた出来事なのに、
    「ああ、そうそう!」と新鮮な発見をしたかのような気分になれる。

    寺内貫太郎一家の作風と重なるのは当然か。

    0

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