無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2023年07月05日
「パーク・ライフ」何気ない日常を綴っているように見えて、不思議と心惹かれてしまう表現が多かった。主人公のぼくが公園に座り目を見開いた瞬間、あらゆる景色が大小問わず一気に押し寄せてくる場面がある。その感覚は私が幼少期にブランコに乗りながら感じた感覚に似ており、遠い記憶がふっと呼び起こされたような不思議...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月22日
地下鉄での出会い。実は彼女はそれ以前に公園での出会いに気づいていた。何気ない日常に公園がある。そこにいる友だちでも恋人でもない人々。スターバックスに集う人々なんて、「少し前はこんな感じだったよね」と思わせてくれる。主人公の今は別居中の先輩夫婦、職場の先輩に名も知らない公園の女性。主人公の何気ない日常...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月22日
生徒が「ビブリオバトルで紹介してみたい」と言ってきたので読んでみました。
『悪人』や『横道世之介』で有名な著者が、デビュー空数年たったころに書いて芥川賞を受賞した作品です。
文章はきれいで、(こう言っては失礼ですが)芥川賞作品としては読みやすい方だと思います。描かれている情景も、主人公の心情も違和...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月26日
タイトルの「パークライフ」は他の吉田作品とは毛並みが違かった
ゆるく淡々としたややオフビートな文体は伊坂幸太郎ぽさを感じた
洒落た会話が心地良くこんなのも書いてたんだと驚き
登場人物のキャラクターも全員素晴らしく日比谷公園の近くに住んでる人は羨ましいなと読んでいましたがいかんせん何も起こらない(笑)...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月11日
なんかいいなあ〜と思った。ラストシーンのよく分からなさが好き。
そこにあるものが本当に「そこにある」状態になるのは見ている側が意識して見つめているからで、ぼくは彼女と出会う事で初めて公園を本当に「そこにある」ものに出来たのかな〜っと思った。
flowersはずっと嫌な雰囲気で終わった。
吉田修一...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。