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戦争末期、疎開先の熊本の小学校に入学した少年は、川でエビやフナを捕り、山にメジロを追い、自然の豊饒さに夢中になる。年上の青年に憧れ、その技を学んで成長する日々。しかし少年はやがて大学受験のため勉強に励むようになり、都市と田園の生活に引き裂かれていく。生き生きと働く母と虚脱した父。敗戦に屈折してゆく兄。他に「南にありて」13篇を収録。熊本の川で過ごした黄金の日々が著者をつくったことが鮮やかにわかる、胸おどるエッセイ集!
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Posted by ブクログ 2020年06月19日
遊び大好き、川が大好き。 これらがないと生きていけない。 自分の少年時代とぴったり重なった。 北九州時代は本当にかわいそう。
Posted by ブクログ 2019年10月10日
野田さんが少年時代から東京に上京して大学に入学するまでを綴った自叙伝。 少年時代から大学入学まで変わらず川遊びに魚とりが大好きでそに没頭って感じなところが、さすが野田さんすごくいいなあって思いました。 自分ももっと遊んで経験するぞー!
Posted by ブクログ 2011年08月15日
文庫版でなく単行本の方を読んだのだが、ラストの方に出てきた、日本人の女性、ヨシの人生が良かった。物言いも25歳の女性の物言いでは無い。自分も、同じ頃にあの様な意識を持って生きていただろうか。
Posted by ブクログ 2015年10月17日
2回目。 読んだの忘れてて、また買ってもーた。あらら。 彼の生き方に憧れる人には、そのルーツがわかって とっても興味深く読める。 終わり方が中途半端な感じ。
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