漱石まちをゆく 建築家になろうとした作家

漱石まちをゆく 建築家になろうとした作家

1,980円 (税込)

9pt

3.0

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漱石は学生時代、建築家になろうとした。そしてその作品に登場する都市と建築の描写は、多様で、詳細で、また重要な「意味」をになっている。それは現代に生きるわれわれの心象風景の原型であり、われわれは彼を歩かせることによって、「西洋」という力に直面した明治人の心と、「近代」への道を歩んできた日本人の心を知ることができる。漱石とともに歩いてみよう。それはわれわれ自身の心を知ることだ。

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漱石まちをゆく 建築家になろうとした作家 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     そういえば、夏目漱石の千円札がお役御免になった。考えてみれば、金に翻弄され、権威に反発した漱石が、お札になったということ自体が皮肉な話ではあったが、それもおしまい。漱石も肩の荷が下りたのでは。
     私が日本近現代史に興味を持ったそもそもの発端は、夏目漱石の伝記を小学時代に読んだことである。そこから

    0
    2009年10月04日

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