ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
7pt
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 森で迷子になった女の子と、女の子を家まで送り届けようと奮闘する兄妹のキツネ。きつねと人間の垣根を越えた友情と思いやりの物語。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
思いやりのあるキンとコン。人について行っちゃったのは、少し心配だけど、それを優しく見守ることができるお母さんや人間のご両親の温かみもあって良かったなと思う。絵も優しく良い雰囲気を出してる。
兄妹ぎつねの「コン」と「キン」は、表紙のような仲良しぶりが微笑ましく、かあさんぎつねも、陰からそっと見守ることが出来る、森の中のほらあなのお家で暮らしています。 ある日、そんなコンとキンの元に泣きながらやって来たのは、小さなうさぎで、彼らが何を聞いても泣いているばかりでしたが、やがて、かあさん...続きを読むぎつねの助けもあって、迷子になったことが分かり、コンとキンは、うさぎを抱っこしながら、無事お家を見つけてあげることが出来て、かあさんぎつねも、そんな親切な彼らを誇りに思っています。 それから、あくる日、かあさんぎつねが野いちごを摘みに出掛けた後で、コンとキンの元に泣きながらやって来たのは、今度は人間の女の子で、声をかけてみると迷子であることが分かり、「うさちゃんのお家も探してあげたから、私たちが探してあげようよ」と言うキンに対して、コンは、「『にんげんには きをつけるんだよ』って、いつも おかあさんが いっていたもの」と、心配顔です。 それで、どうしたらいいのか考えていたら、コンが人間に化けて行けばいいんだと思い付き、早速、変身するが、中途半端にきつねの名残が残ってしまい、これでは人間にバレてしまうよ、どうしよう。さて、彼らの決断はいかに・・・。 岡田千晶さんの描くきつねは、私の中で一癖ありそうな印象を抱いていたのが恥ずかしく感じる程の、生き生きとした、素直な可愛らしさがあって、かあさんぎつねの、とてもしなやかで温かさの宿る佇まいも含めて、周りの、幻想的で光も眩しい、鮮やかな緑で満たされた自然と、彼らが上手く馴染んでいると思わせる、繊細で優しい色鉛筆の描写は、最早、安定の美しさです。 そして、そんな絵の中に書かれた、村山桂子さんの文章は、幼稚園に勤務された経験や、本書の初出が、「キンダーおはなしえほん(2017年3月号)」ということもあって、コンとキンが動物たちと織り成す、爽やかな交流を描いたシンプルなお話ながらも、そこに込められたメッセージは、動物と人の、ひとつの理想のあり方だと感じ、そこで見られた、コンとキンの思いを鑑みると、人も動物に何か出来るのではないかといった、そんな素晴らしい夢も膨らむような気にさせられて、思わず、以前購入した『絵本のいま 絵本作家2021-22』の表紙の、岡田さんの平和と優しさに溢れる絵を思い出しました。
7歳3ヶ月の娘 4歳3ヶ月の息子に読み聞かせ コンとキン いいこだなあ かわいいなあ おんなのこのお父さんとお母さんも いい人たちで良かった 平和な優しい世界のお話
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
きょうだいぎつねの コンとキン
新刊情報をお知らせします。
村山桂子
岡田千晶
フォロー機能について
「絵本・児童書」の最新刊一覧へ
「児童書」無料一覧へ
「児童書」ランキングの一覧へ
きらきらシャワー
たっくんのあさがお
初恋まねき猫
ボタンちゃん
ムカシのちょっといい未来 ユウレイ通り商店街1
試し読み
作者のこれもおすすめ一覧へ
▲きょうだいぎつねの コンとキン ページトップヘ