なめくじ艦隊 ―志ん生半生記―

なめくじ艦隊 ―志ん生半生記―

660円 (税込)

3pt

4.1

「あたしはちょうど、うちにおったなめくじみたいに、切られようが突かれようがケロンとして、ものに動じずに、人にたよらず、ヌラリクラリとこの世のなかの荒波をくぐりぬけ……」(本文より)。酒がいっぱいあるということで満州行きを決意した話など、昭和落語を代表する噺家が酒、女、バクチ、芸をしみじみと語る。五代目古今亭志ん生の人柄がにじみでた半生記。

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なめくじ艦隊 ―志ん生半生記― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    110317byWhat?←笑
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    敗戦とデマ237, しらみで死ぬ245, ~恩は返せない281 ←climax of 戦争満州
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    12, 55, 57, 67, 117, 159:落語をよく聴きにくるような人はたいがい出世が早い。みんな立派に出世している。 165, 188

    0
    2011年03月17日

    Posted by ブクログ

    自分が勝つ為に見苦しいまでにやったってどうする、客を喜ばせるためにやるのが相撲や野球じゃないのかい。。。とまあ、こんなことが語られている落語家のエッセイ。最近でいえば日ハムの新庄なんかは、まさしくこれですよ。かっこいいったらありゃしない。そんな気質、そんなカッコよさが満載の古今亭志ん生の有名な1冊。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    若い頃のエピソードは手のつけようのないほどの悪童で、後に紫綬褒章を貰えるような人間には思えないのだが、時代もあるが、とても普通じゃ経験しないような人生を歩み、晩年の古今亭志ん生と成ったことがわかる。

    0
    2020年03月22日

    Posted by ブクログ

    志ん生は落語界のみならずすべての芸能のなかでの最高峰の一人である。けれど、この人ってのはよく分からないんですね。この人本当に頭が良かったのかなあ?って。いや、よくないよ。存在自体が落語そのもの。まあ、だからと言っちゃなんだけれど、・・・そこまでこの本は面白くないですね。いや、面白い具があるんだけれど

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    昭和の香りがする本。この世界を記憶の片隅にでも持っている人がどれだけいるのだろう?という私も、落語で語られていた世界を知らずにいる。だから、最近の人にだって意外とこの本の内容がわかるものなのかもしれない。(2008.2.17)

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    落語家古今亭志ん生さんは人生そのものが落語のような人で死ぬ間際までお酒を飲んでいたそうです。タイトルのなめくじ艦隊は貧乏長屋で暮らしていて壁にナメクジがぞろぞろ這っていた、そんな家に住んでたよ、という意味。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本書は、志ん生が語った半生を、お弟子さんが文字化したものです。口述筆記というやつですね。

    まるで「いだてん」サイドストーリー
    今年の大河ドラマ「いだてん」では、日本で初めてオリンピックに出場した金栗四三や、東京オリンピック招致のストーリーが柱となっていますが、ストーリーテラーとなっている古今亭志ん

    0
    2019年07月06日

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