日本の10大天皇

日本の10大天皇

990円 (税込)

4pt

3.7

そもそも天皇って何だろう? なぜ1000年を軽く超えて同じ血筋が続くのか、なぜ現代においても天皇だけが「日本国の象徴」であり「国民統合の象徴」なのか、なぜ憲法は「天皇」の条項から始まるのか? 125代の天皇の中から、巨大で特異な存在の10人――雄略・継体・推古・天武・称徳・桓武・後鳥羽・後奈良・後水尾・昭和天皇――を選びだし、その人物像、人間関係、スキャンダル、時代や歴史の中で果たした役割を解説。同時に天皇をめぐる、さまざまな根本的「謎」に答えた、いまだかつてない一冊。

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日本の10大天皇 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    本書の「10大天皇」だが、「歴史の教科書に太字で書かれている」人達に関する評伝を集めたというようなことではない。勿論、「教科書に太字」の天皇に関することも含むが、それだけではない。本書は「天皇“制”というものの変遷を考える」上で、“キーパーソン”と思われる10人を挙げ、御本人のことと時代状況を解説し

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    2011年12月14日

    Posted by ブクログ

    10人の天皇を取り上げているが、キーとなる天皇を中心に日本史をおさらいできる。雄略天皇。継体天皇。推古天皇。天武天皇。称徳天皇。桓武天皇。後鳥羽天皇。後奈良天皇。後水尾天皇。昭和天皇。印象に残ったところ。現存する世界の君主国中最長の世襲。後奈良天皇の写経→小松茂美『天皇の書』。徳川歴代将軍も対外的に

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    2012年01月12日

    Posted by ブクログ

    普通の人は手に取りづらい題名の本(笑)だからこそなのか、文体は柔らかく、内容ほど硬い印象を受けない。
    これまでの情報といい意味で最もギャップがあったのが、雄略天皇。この章を読むだけでも十分価値はあると思う。
    それにしても、著者の関係文献の読書量は群を抜いていると思われる。持論を展開する中での客観的検

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    2011年08月11日

    Posted by ブクログ

    各々の天皇について知ることができました。

    天皇はそれぞれの時の「感情」で動いているのかと思っていましたがそうでもないことがわかりました。

    そして道鏡を天皇にしようとした称徳天皇の著者の考えには驚きました。
    その説はありえる・・・かも!?

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    2020年03月11日

    Posted by ブクログ

    歴代の10人の天皇を取り上げて綴った一冊。
    とはいっても、後白河天皇(法皇)とか後醍醐天皇や明治天皇などは出てこない。

    歴史好きにとって必ずしも納得できる10人ではないだろうが、むしろ日の当たらない天皇にスポットを当てた点が評価できる。

    0
    2014年10月09日

    Posted by ブクログ

    10大天皇をあげるならばまずは聖武天皇や後白河法皇また天智天皇がとりあげられると思いきや、称徳天皇、後奈良天皇、後水尾天皇を著者は選ばれた。
    読み進むうちになるほどと納得。昭和天皇のイメージは玉音放送しか思い浮かばなかったが、自分はいかになろうともとのおもいで戦争終結を成し遂げたことは高く評価できる

    0
    2012年07月26日

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