未来のおもいで 白鳥山奇譚

未来のおもいで 白鳥山奇譚

825円 (税込)

4pt

4.7

イラストレーターをしている滝水浩一は、熊本県の白鳥山を登っていた。白鳥山は立地の不便さゆえに入山者が少なく秘境のイメージがある。滝水の目的は、湿地を抜けた所に咲く山芍薬の花の群生。この光景は一年のうちに数週間しか見ることの出来ない。しかし、今年は登山中に雨に降られた。そのとき、彼の前に現れた、美しい女性・沙穂流。滝水は彼女に惹かれ、置き忘れた手帳を手がかりに訪ねてゆく。そこで、彼女がまだこの世に誕生していない存在であることを知るのだった……。時を超えて出会った男女の恋愛を描く、長編SFファンタジー。

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未来のおもいで 白鳥山奇譚 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年02月17日

    「未来」と書いて「あした」と読むタイトル。タイトル別に並べたらあ行に来てあれ?ってなるのかもしれない。

    以前どこかで買った梶尾真治本の、「時の"風"に吹かれて」に続いてまた別の一冊。こっちは長編だからか、ほのかに読んだことがあるような記憶があるようなないような…
    でも読み進めて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月20日

    本作品は既に2004年10月に光文社文庫から出版されているもの。今回の本には「白鳥山奇譚」との副題が添えてある。今回舞台となる白鳥山は実在しており、熊本県と宮崎県の県境にある標高約1,640mの山である。Google mapで見ると素人がハイキングで気軽に行ける山ではなさそうだ。宮崎県側から登った方...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月24日

    九州の山の風景と時間跳躍、とてもカジシンらしいお話。鶴田譲二の表紙なので一瞬エマノンかとも思いますが、こちらはとても小さな奇跡を描いているお話です。
    短いお話ですが、この本にはシナリオ版も収録されています。原作小説とはまた異なる視点もあり、こちらも面白かったです。

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