龍時(リュウジ)03─04
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龍時(リュウジ)03─04

621円 (税込)

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スペインでプロサッカー選手として順調に成長するリュウジは、アテネ五輪日本代表に招集される。しかし平義監督は創造性溢れるリュウジのプレースタイルを禁じ、ひたすら走って前線にボールを出す、チームのために奉仕するプレーを求める。真意がわからず戸惑うリュウジ。果たして監督の意図は何か? 各国代表との熱い戦いの行方は!? 実際の五輪前に執筆されたにもかかわらずスタメン6名が的中、著者のサッカーに対する慧眼と愛情が遺憾なく発揮されたシリーズ最終巻。

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龍時(リュウジ) のシリーズ作品

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  • 龍時(リュウジ)01─02
    641円 (税込)
    こわれた家族、さえない学校。体内に滾るのはサッカーへの情熱だけ。それさえも、この国では行き詰ってしまうのか。2001年、スペインU─17とのサッカー親善試合に急遽招集された無名の高校生、志野リュウジは、世界の壁を痛感し、単身スペインに渡ることを決意する。両親との葛藤、国籍のハードル、友情や淡い恋など、ビルドゥングスロマンの味わいを発揮しながら、選手の目線から驚くべき緻密さでゲームシーンを再現。本邦初の本格サッカー小説、待望の文庫化。
  • 龍時(リュウジ)02─03
    641円 (税込)
    日本のサッカーに限界を感じ、16歳で単身スペインに渡った志野リュウジ。プロ2年目のシーズンは、フラメンコで有名なセビリアに本拠地をおくレアル・ベティスに移籍。トップチームに入ることの難しさ、試合出場のチャンスを掴むこと、ゴールを確実に決めなければいけないプレッシャーを乗り越え、リュウジはスペインで輝きはじめる。実在のリーグを舞台に、プレーや選手の心理状態、現地の雰囲気までも圧倒的なリアリティで描写する、本格サッカー小説第2弾!
  • 龍時(リュウジ)03─04
    621円 (税込)
    スペインでプロサッカー選手として順調に成長するリュウジは、アテネ五輪日本代表に招集される。しかし平義監督は創造性溢れるリュウジのプレースタイルを禁じ、ひたすら走って前線にボールを出す、チームのために奉仕するプレーを求める。真意がわからず戸惑うリュウジ。果たして監督の意図は何か? 各国代表との熱い戦いの行方は!? 実際の五輪前に執筆されたにもかかわらずスタメン6名が的中、著者のサッカーに対する慧眼と愛情が遺憾なく発揮されたシリーズ最終巻。

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龍時(リュウジ)03─04 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年01月27日

    私的サッカー小説の1番です。
    スポーツ小説の中でも1番です。
    これを超えるものはもうないと思っています。

    なのに…、もう続きが読めないなんて…。
    悲しすぎる…。

    私が初めてこの本に出会ったのは、すでに野沢尚さんが亡くなった後でした。
    読み終わって、興奮冷めやらぬまま続編を探そうとしてその事を知り...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年10月08日

    傑作。
    前にも書きましたが、私はサッカーをあまり見ませんが、それでも十分。
    サッカーシーンに描かれた、監督とリュウジの気持ちが交錯し、監督の家庭が描かれる。
    そんな言葉では語りつくせない世界があります。

    今はただ、野沢氏の急逝が残念でならず、ひたすら悼むのみです。

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月25日

    シリーズ3作目。

    舞台はアテネ五輪。
    スペインリーグでの活躍が認められたリュウジが五輪で躍動する。

    相変わらず細部まで綿密に表現され、想像力を駆り立てられるライバル達との試合。
    実在する日本代表選手達との違和感のない融合・会話。
    五輪出場国が決まる前に描いたにも関わらず腑に落ちる展開。

    これら...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月08日

    とにかく読んでいて思ったのは、野沢尚は、彼なりの愛国心を溢れんばかりに持っていたということだ。
    日本人の良さと悪さをサッカーの中に表現している。

    『組織とは不安定な心を安定に導く、便利な処方箋』
    『どうしようもなく集団意識を持ってしまう日本人は、「自由」に憧れはするが「自由」を謳歌することができず...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年08月07日

    ライフワークとしてずっと書いていくつもりだったとのこと。
    残念でなりません。

    野沢先生~(泣)
    ご存命でいらしたなら、
    今回のW杯、どうリュウジに戦わせたのかしら?

    続きが読みたいデス。。

    0

    Posted by ブクログ 2010年03月03日

    1作目からずーっと読んでいくと、
    様々な面でパワーアップしたリュウジを見ることができる作品。
    もはや、1人の人間として彼がカッコいい、とさえ思えます。

    この作品では、
    リュウジが日本代表としてのシーズンが描かれているのですが
    1つ1つの試合の臨場感と、リュウジの心持ちにドキドキします。

    「日本を...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月10日

    もっと龍時を見ていたかった。しかしこの巻から先の龍時には、もう逢えない。日本代表で活躍しているであろう龍時を想像するだけで泣きそうになる。――この本に逢えてよかった。けれど、逢いたくなかった。それほどに大作であった。

    「我が魂よ不死を求むことなかれ。ただ可能の限界を汲みつくせ」

    ただ願う。いつか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月28日

    完結しないなんてどうすれば……(´;ω;`)
    リュウジには本当にワクワクさせられました。いつか日本代表にリュウジが出てきてくれないものかと今でもずっと思っております。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    著者野沢尚氏の自殺によって、シリーズ最終巻となってしまいました。
    舞台はアテネオリンピック。
    アテネオリンピック代表に招集されたリュウジは世界各国の代表と熱闘を繰り広げていきます。
    アテネオリンピック前に書かれたものなので、出場国、選ばれる日本人選手は実際と違ったものには
    なってますが、個人的にはオ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    単身スペインへ乗り込み、リーガを戦い抜く日本人サッカー少年リュウジを描いた、「龍時」の3作目。
    続編を期待していたのにこれが最後になってしまったのは残念です。
    サッカーファンならぜひ。
    当然、1作目、2作目も買いです。

    0

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