月の立つ林で

1,760円 (税込)
8pt

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4.4

33件

長年勤めた病院を辞めた元看護師、売れないながらも夢を諦めきれない芸人、娘や妻との関係の変化に寂しさを抱える自動二輪自動車整備士、親から離れて早く自立したいと願う女子高生、仕事と家族のバランスに悩むアクセサリー作家。つまづいてばかりの日常の中、タケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』の月に関する語りに心を寄せながら、彼らは新しくてかけがえのない毎日を紡いでいく。

月の立つ林でのユーザーレビュー

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感情タグBEST3

＃ほのぼの＃カッコいい＃切ない

Posted by ブクログ

青山さんの本は赤と青とエースキースに続いて2冊目。

ほっこり系ですごく良かった！
感動してゾワゾワって鳥肌立つのが何回もあった。
短編だけど、どれもよくできていて、最後は全部繋がって最高のクライマックス！

2024年05月19日

Posted by ブクログ

青山美智子さんの作品は、ゆっくりと穏やかに心を浄化させてくれる効力がある。
驚愕のラスト！はないけれど、ああそうだったのかと、自分でも気がつかないうちにじんわり涙が滲んでたりする。

各話の主人公たちのネガティブな心情は、大なり小なり自分にも心当たりがある。彼らが些細なきっかけから大切なものに、見え

2024年05月11日

Posted by ブクログ

顔も知らない会った事もない誰かと繋がり自分が助けられている。自然と涙が流れている私。小さな優しさと温もりが感じられます。
月のはなしは素敵な豆知識でしたね。

リリカさんが「当たり前に与えられ続けている優しさや愛情は、気おつけていないと気がつかなくなる」と言った言葉が刺さります。

2024年05月09日

Posted by ブクログ

前向きな気持ちにさせてくれる優しくて温かい物語でした。つながりの素晴らしさをそっと知らせてくれる構成には驚かされます。心から感動した大切な１冊です。

2024年05月03日

Posted by ブクログ

とても温かい気持ちになって、読んでるとふいに泣かされてしまう。覚えておいて、自分や周りの人に伝えてあげたいようなフレーズが沢山あった。

2024年04月30日

Posted by ブクログ

なんて美しい物語なんでしょう
表紙からタイトルからポッドキャストの「ツキない話」もかぐや姫も、すべてがつながってる
それは一見自分とは関係ないところでも「すべてはつながり合っているよ」とのメッセージのよう

本当はそうかもしれない
“人のために役立ちたい”と思っても、「誰も自分のことはわかってくれな

2024年04月29日

Posted by ブクログ

THE青山美智子小説といった感じです。短編になってはいるが、すべての話が繋がって、誰かが誰かに影響を与えている。特に3章のお天道様のお話は、本を読んで久しぶりに泣きそうになりました。本当に青山美智子さんの作品はいつもいつも感動をくれます。
また、月の話の1日は月がたつからきていると初めて知りました。

2024年04月25日

Posted by ブクログ

青山美智子さんの本の中で
この本が一番心に響きました。

その意味
１　ポッドキャストのタケトリオキナさんの月の話
２　アクセサリーが気になった意味
３　アクセサリー作家とのメールのやり取りのソーン

「これはうまく説明できない感覚ですが
アクセサリーを作っているとき　もうすでに誰の元に届くのか決ま

2024年04月21日

Posted by ブクログ

青山美智子さんの作品ということで、楽しませて頂きました。
それぞれの登場人物がそれぞれに繋がっていて、作者らしい内容でとても良かったです。
自分にとって当たり前に出来ることは、なかなか長所と気付きにくいものですが、それが回り回って誰かの役に立っているのだと気付かされます。
上手くいかないことが続いて

2024年04月10日

Posted by ブクログ

短編集かと思いきや全てが伏線で繋がっており、その部分がわかりやすくて読みやすかったです。あぁここが繋がって来て、ちょっとワクワクしながら読めました。
人との繋がりの大切さ、家族の大切さ、人を思う気持ち、感謝する気持ちなど色んな事を感じさせてくれる本でした。
人は絶対1人では生きていけないけど、周りの

2024年04月07日

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