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農業生産者のサポートや「夜のパン屋さん」「大人食堂」など食品ロス×飢餓ゼロ運動に力を注ぐ人気料理研究家が伝える、未来を捨てないために今考える食のこと。藤原辰史京都大准教授との対談、食材にも体にもやさしい保存法やレシピも。
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Posted by ブクログ
藤原辰史さんとの対談がおもしろかった。 「人を好きになるとか、ごはんがおいしくてたまらないとかいうのとは違う方向に、私たちが本来持つべき欲望が転移してしまっている。」 「競争するときの負けないぞという気持ち、あるいは嫉妬といった人間の基本的なものを駆り立てることによって、資本主義は成り立っている。」...続きを読む 「欲望を抱けと上から駆り立てられているのを、できるだけ我々の本来的な欲のほうに戻してあげれば、きっと、もっと休んでいいよ、もっとごはんをおいしく、2時間でも3時間でもゆっくり食べていいよという社会になると思うんです。」(p101) p114~115の豆をゆでる話にものすごく共感。 豆を一晩水に漬けるというと、その時間を損してしまう気がする、消えてなくなるようなものに時間を使うのは損だと考える人が多い、と。 水が戻してくれるだけなのに! で、「損得勘定だけしていくと、ちょっとでも自分の時間を奪われないためには、全部でき上ってパッケージに入った食べ物を買って、食べきれなければ捨ててしまうのがいい、となる。でも、食べ物の面倒を見てやることは、時間が奪われるのとは逆のことだと思うんです。」 「社会もそういう方向に変わっていけるといいなと。豆を自分でゆでることが楽しいと思い、おいしいと思うようなことをとおして変わっていけたら…と」 枝元さんはそんな暮らしを「猫ぐらし」と呼んでいるそうだけど、わたしもすでに「猫ぐらし」(笑) 豆を煮たりパンを焼いたりするのが楽しい。何物にも代えがたい時間です。 そういう人が増えるといい。そんなふうに暮らしていると、幸せを自家発電できます。
食べものを無駄にしないためのノウハウだけでなく、社会全体の屋台骨を食べ散らかしている資本主義が地球と未来を危うくしていることを藤原辰史さんと語っています。 第一次世界大戦時のドイツでたくさん餓死者が出て、ヒトラーは「飢えさせない」というプロパガンダで人気を得たとか歴史の話も面白かった。 ネギを刻んで...続きを読むあげるのも美味しそう。 「フードロス」対策は捨てるモノを利用するのではなく、そもそも食べられるものを捨てないこと。大量生産、大量消費、大量廃棄の社会システムを変えないとだめよね、と。 枝元さん、本当に偉いなあ。 お腹空かせてる人のことを黙ってみてられないし、日本を変えてゆこうと頑張ってます。
少し気になっていたけど見ないふりしていました。 大量生産、大量消費のかげに大量廃棄があることを。 フードロスを減らしていきたいという気持ちを 持ち続けようと思いました。そして、自分自身の 食べ物ゴミ(できたら生活ゴミも)を減らしていきたいです。
みんなが自分の命を削らなくても生きてけるような社会の土台、衣食住の土台を整えることが重要になってくる とあり、正にそうだと思う。 ロスを打ち返すレシピも実行したい! 「猫ぐらし」理想です。
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