猫は知っていた 新装版

猫は知っていた 新装版

770円 (税込)

3pt

4.0

仁木雄太郎・悦子の素人探偵兄妹が巻きこまれた奇妙な連続殺人事件。
怪しげな電話、秘密の抜け穴、蛇毒の塗られたナイフ、事件現場に現れる一匹の黒ネコ。
好奇心溢れる悦子のひらめきと、頭脳明晰な雄太郎の推理が真相に迫っていく。
鮮やかなトリック、心和む文体。
江戸川乱歩賞屈指の傑作が新装版で登場!

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猫は知っていた 新装版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    複雑に絡み合った事情と惨劇の真相が、少しずつほどけて行く。ストーリー展開が無理なく、滑らかで心地よいです。幼い頃から大好きな本。10回は読んでいます。それでも楽しめる本。

    0
    2024年01月26日

    Posted by ブクログ

    あー、面白かった。
    ものすごく久しぶりの再読。何度読んでも面白い。
    昭和30年代の作品なのに、全然古臭くない。
    猫のチミちゃんがああいう使われ方をしたのは猫好きとしては残念ではあるけど。
    犯人の動機は身勝手すぎるけど、平坂氏の性格もそうとうなものだよね。
    敬二のキャラクターがけっこうお気に入りなので

    0
    2022年11月05日

    Posted by ブクログ

    昭和32年に刊行された作品、ということを知った上で読まないと、なかなかに疑問の沸く部分はあるけれど、探偵役の兄妹の活躍が心地よくて、シリーズで読みたいなぁと思わせる作品でした。
    新装版はとても可愛らしい装丁で、女流作家なのもあって文体も柔らかく、それでも江戸川乱歩賞だしなぁという心持ちで読めば、やは

    0
    2023年02月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     仁木悦子と仁木雄太郎の兄弟が下宿をする箱崎医院で殺人事件が起こる。
     メインとなる殺人は、平坂殺し。箱崎医院の箱崎兼彦という医師が、平坂の癌を盲腸と誤診。結果として、平坂の癌は発見が遅れてしまう。箱崎は、平坂の性格から、自身がこの誤診により破滅すると考え、看護婦の家永と協力して、平坂の身元が分から

    0
    2022年12月18日

猫は知っていた 新装版 の詳細情報

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