穴

605円 (税込)

3pt

4.0

深夜、隣人の不審な行動を目撃した少年の恐怖の体験を、サスペンス豊かに描いた、作者得意の子供を主人公にした表題作「穴」。コートを食堂で取り違えた視覚障害者が、特有の鋭い感受性で名探偵ぶりを発揮する「明るい闇」。ほかに「山のふところに」「幽霊と月夜」「誘拐者たち」「うさぎと豚と人間と」の6編を収録。日常の中の殺意を透明な文体、独得のユーモアの中に鮮かに浮かびあがらせた、傑作ミステリー集。

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    Posted by ブクログ

    そこはかとなく漂う昭和の香り…多分昭和30年代くらいのお話。戦争帰りだとか、字が読めないお年寄りとか、旧仮名遣いとかの端々で感じます。そんな短編集です。世にも奇妙な物語でドラマ化したらぴったりな感じかなと個人的には思いました。
    不気味というか…怖いわけではないんだけど、どの話もよく出来ていて、同じ作

    0
    2022年02月01日

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