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世界的な植物学者牧野は、学歴としては小学校中退であったが、後に新・変種約2500もの日本の植物の命名を行った。自らを“草木の精”と呼ぶ偉大な学者の生涯。解説=荒俣宏
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Posted by ブクログ
わたしにとっては,何冊目かの牧野富太郎の評伝。なかなか面白く読めました。 「富太郎自叙伝」の全てを網羅しようというわけではないので,最初に読む本としては,お薦めしません。はじめて牧野富太郎について知りたい方は『牧野富太郎自叙伝』を読んでみてください。 本書の内容では,わたしは,特に晩年の富太郎...続きを読むおよび牧野富太郎記念館などの話に興味を持ちました。そして,高知にある記念館や植物園を訪問してみたくなりました。 また,文庫本に寄せた,荒俣宏氏の「解説」も貴重な文章です。牧野富太郎を他の人物から見るという視点は,多くの著作にあたらないと分からないことですからね。南方熊楠との因縁もあったりして,こちらの方も,少し読んでみたくなりました。 自分自身が本気で興味をもてるものを知り,そのことを信じて疑わない者には,誰もが道を譲らなければならない。なぜならそのような人程,真剣に生きている人はいないからである。(本書,215ペ) いい言葉です。富太郎の周りに起きた様々な抑圧,それを跳ね返して力強く生きていく「植物の精」としての富太郎。変人といえば変人だけど,嫌いにならないですね。
『らんまん』の主人公の伝記です。 こんな人は 友達なら良いですが 家族には いてほしくないですね。 あまりにも 解説が 詳しすぎるのか 著者の 感想が まどろっこしいためか わたしには わかりずらいことが しばしば。 もっと 簡単なものを 読めばよかったと おもいます。
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