潮首岬(しおくびみさき)に郭公(かっこう)の鳴く

潮首岬(しおくびみさき)に郭公(かっこう)の鳴く

880円 (税込)

4pt

3.0

函館で有名な岩倉家の美人三姉妹。その三女が行方不明になった。海岸で見つかった遺留品のそばに落ちていたのは、血糊のついた鷹のブロンズ像。凶器と思われたこの置き物は、姉妹の家に飾られていた物だったのだが……。手がかりが得られないまま事件は新たな展開を見せ、捜査は更に行き詰まってしまう。驚愕の結末を迎える、本格ミステリの傑作!

...続きを読む

潮首岬(しおくびみさき)に郭公(かっこう)の鳴く のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    函館で評判の美人三姉妹の末妹が殺害される。芭蕉の句に見立てて起こる連続殺人。割とベタな感じの前半ではありますがなかなかの推理の端緒をつかませないというか。
    おもしろかったか?というと・・・まあぼちぼちではあるんですが。なんでだろう?なんか妙に読みづらさを感じたんだよな。文章が時折硬く感じたり登場人物

    0
    2022年10月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    函館を舞台にした名家の美人三姉妹の連続殺人事件を追う舟見警部補と山形警部のコンビ捜査に、探偵役ジャン・ピエール少年の鋭い頭脳が冴える。
    芭蕉の俳句の見立て殺人は『獄門島』を連想させるが、全体の雰囲気は現代のサスペンスドラマ調で良く言えば安心できる懐かしさ。
    ラストの真犯人の動機の吐露が凄まじかったな

    0
    2023年01月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    俳句の見立てで殺されていく美人三姉妹というプロットは誰が見ても「獄門島」。もっとも横溝流のケレンとは無縁で、警官たちの足を使った地道な捜査が延々と、社会派風に描かれる。それ自体は新本格以前から本格推理をがんばってきた作家さんにありがちな作風なので、そういうものなのだが、描写が淡々とし過ぎていて勘所が

    0
    2022年10月18日

潮首岬(しおくびみさき)に郭公(かっこう)の鳴く の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

平石貴樹 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す