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Posted by ブクログ 2024年04月08日
膵臓がんのため58歳で早世した人気作家の著者が、ステージ4bの膵臓がんの告知を受け、緩和ケアへ進むことを決め、まるで夫とふたりで無人島に流されてしまったように感じた2021年5月から死去9日前の10月4日まで綴った日記を活字化。
余命宣告を受けた後の、死の直前数か月間の様子や思いを克明に記した貴重な...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月01日
人生の終わりが見えていても、日常は続いていく。山本さんと旦那さんの毎日がとてもリアルに描かれていて、死期がだんだん迫ってくる頃の日記に涙した。
変わり映えしない日常に少々つまらなさを感じていたけど、毎日少しでも楽しいこと、気持ち良いと思えることがあればそれで十分、今を楽しむことが大事なんだと気付かさ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月23日
病気になって夫とふたり無人島に流されているような日々を送っているようだと、書かれた日記でした。
がん宣告を受けて完治不能だと知ってから、あらゆる苦しみから逃げなくちゃと思ったのと同時に、それは不可能だと分かっていたように思う…と書かれていました。
少しでも、体調の変化に「もしかしたら今晩何かあるの...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月22日
私が、自転しながら公転するを読んでいる時には、既に山本文緒先生はこの世に居を去られていた。
凄い力作だなぁと思ったし、もっとこの作家さんを読んでみたいと思ったのだが、とても残念だ(ToT)
この本は、膵臓癌で治療法は無く、進行を遅らせることしか出来ない状況で、緩和ケアを選択された山本文緒先生の生...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月15日
お別れの言葉は、言っても言っても言い足りない――。急逝した作家の闘病記。(あらすじより)
余命宣告された作家の日記。闘病記とあるし、本人は逃病記としているが、しっかりとした文学作品だと感じた。
読んでる途中、日記の日付を見ながら「あと少し、もう少し生きてほしい」と祈るように読み進めた。読み終わって...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月11日
私はまだまだ若輩者だけど、死にたいと思うこともあるし、もちろん生きてることに感謝する日もある。
ただ家族より先に死んではだめだという気持ちひとつで日々生活してる。
「うまく死ねますように」という一文を読んで
生き方じゃなくて死に方について考えるきっかけになった。
余命宣告を受けて、もうすぐ死ぬけ...続きを読む
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